もう突っ込みどころがありすぎて、どこから突っ込んでいいかわからないくらい、てゆーか、本当はどうでもいい「流行語大賞」だが、あえて今回は言わせてもらう。「保育園落ちた日本死ね」の受賞者が民進党の議員ってのはどう考えてもおかしくないだろうか。
波紋を呼ぶタレントのつるの剛士さんのTwitter
つるのさんは2日、「『保育園落ちた日本死ね』が流行語。。しかもこんな汚い言葉に国会議員が満面の笑みで登壇、授与って。なんだか日本人としても親としても僕はとても悲しい気持ちになりました。きっともっと選ばれるべき言葉や、神ってる流行あったよね。。皆さんは如何ですか?」(原文のまま)とツイートした。
本来なら「受賞者なし」でOKのはずではないか
「流行ってね~し」とか「これもう文章じゃね?」とか、ツッコミどころ満載だけど、まぁ100歩譲って、この「保育園落ちた日本死ね」が流行語だと認めたとしてですよ・・・・なぜ民進党の山尾志桜里衆院議員が受賞するのか。だってね、この人、この言葉を作った人でもなければ流行らせた人でもないわけでね、実際、2011年のトップテンに選ばれた「風評被害」なんてのは受賞者なしになってるんだからさ。今回だって匿名のため受賞者なしでいいわけだろう。
2011 トップテン
◆風評被害
受賞者:受賞者なし
ありもしない噂やデマを世間に流されたり、取り沙汰されたりして被る被害のこと。福島第一原子力発電所事故後、被曝を恐れる心理から、福島からの避難民が差別的な扱いを受けるなどした。また農畜産物や魚、工業製品が過剰に避けられたりするなどのケースも発生した。
まるでベストジーニスト賞レベル
新語・流行語大賞は「生涯学習」と銘打って通信教育を運営する「ユーキャン」が主催しているイベントなのでそれなりの権威は感じていたが、もはや、普段ジーンズをはいていない有名人が受賞することで有名なベストジーニスト賞と同じレベルに成り下がったと言ってもいい。いや、正直に言えば歴代の新語・流行語トップテンにも言いたいことは山ほどあった。それでもユーキャンだからとギリギリのところで踏みとどまっていたが、今回の件でベストジー二スト賞やベストドレッサー賞と全く同じレベルということが世間に認知されたのではないだろうか。
さいごに
今回の「保育園落ちた日本死ね」が新語・流行語トップ10に入った事自体は商業的な理由で開催されるイベントと割り切ればあきらめもつく。しかし国民の代表である国会議員がそんな商業的イベントで受賞をすることはどう考えても理解不能だ。これが国民へのアピールになっているとでも思っているならすぐにでも議員を辞職してもらいたい。与党にイチャモンをつけるだけで給料がもらえるなら変わりはいくらでもいるのだから。