ぼくが復職して4ヶ月がたった。
しかしぼくの頭は一向に仕事に慣れる様子はなかった。
ぼくはこんな自分に対して、「これは怠けではないのか?」「自分はただ休みたいだけなんじゃないか?」という自分を責めることばかりを考えていた。
うつ状態になると脳の活動がホルモンバランスが崩れるため遅くなる。また更にネガティヴなことばかりを考える。それが自責の念になるのだ。無論、その時はそんなことを受け入れる余裕はなかったけど。
会社はぼくに最大限の待遇を用意してくれた。ぼくはうつになる前は電車通勤だったが、ぼくの通勤のストレスを軽減するため、特別に自家用車での通勤を許可してくれた。通勤時間は半分になった。
それに対して答えることができない自分が情けなかった。
当初は2ヶ月で時短勤務を終えることになっていたが、主治医のOKが出ず、2ヶ月延長となっている。しかも脳の状態は復職した頃より悪くなっている気がした。
見かねたぼくの上司は、ある日こう言った。
「マイク、もう一度医者に行って意見を聞いてこよう。」
ぼくはうなだれて答えた。
「はい。」
その日の午後、ぼくは上司と共に主治医と再び三者面談を行なった。
現状を上司が主治医に報告した。ぼくは時々自分の感情の状態を話した。とても大雑把かつ、ポツリ、ポツリだったが。
その後主治医がぼくに単刀直入に聞いてきた。
「マイクさん、休みたい?」
ぼくはどう答えたらいいのかわからなかった。なぜならこれはとても屈辱的な質問に聞こえたからだ。
しばらく沈黙した後、ぼくは答えた。
「はい。」
病名:抑うつ状態
上記のため、就労は困難。4ヶ月間の加療を要する。
あ~あ、困ったなあ。