受かった。
いや、本当に良かった。。
「2週間あればいけるっしょ!」
と言ってた過去の自分を本当に殴りたい(´・ω・`)
振り返ってみても宅建は相当難易度高いと思います。
合格率も15.4%と司法試験よりも低いw
宅建士試験 合格点は35点 - 住宅新報web | 資格・実務
ぎりぎりになって、相当試行錯誤しながら勉強したので、その中でやってよかったことをまとめてみました。参考になればいいなっと。
1 過去問勝負
まず、何よりも先に、昨年の過去問をやってみてください。
ここでダウンロードして。
2時間。
いや、多分あまりにわからなくて1時間位で終わると思うけど。
なんとか書いてある日本語を理解する程度で正解っぽいやつを選んでいくと、大体12,13点くらいは取れると思います。(勘がいい人とかはもっと取れる)
ここでやっと
「あ、やべ受からないこれ、勉強しないと」
ってなりますw
なので、できれば試験本番の2ヶ月前までには受けることをすすめます。
(ぎりぎりになるとめっちゃ悔やみますw)
あまりに何もわからないから、最初簡単に参考書読もうかなーって人もいるかもしれませんが、あまりおすすめしません。
結局何も頭に残らないと思うので(´・ω・`)
ちなみに過去問問いても、解説とかあんまり読まなくていいです。
それはこれ以降がっつりやることになりますので。
2 分野の限定
過去問やると分かるんですが、宅建は3つの分野で85%程度の出題がなされます。
正直そこ以外やらなくていいです。
(というかやる時間がない)
合格が約7割の正答率でいいので、その3つの分野を完璧にすれば十分合格できます。残りの部分は運で数問合わせましょう。
その3分野というのが
①民法・権利関係 30%
②法令上の制限 15%
③宅建業法 38%
ですね。
3 具体的勉強法
最新の過去問やって、上記がわかったら、分野別過去問題集の最新版を買ってください。
パーフェクト宅建 分野別過去問題集〈平成28年版〉 (信頼と実績本気になったらパーフェクト宅建シリーズ)
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やり方は以下です。
①3分野の問題を解く
宅建業法→法令上の制限→民法権利関係
の順がオススメ。
なぜなら、民法は真面目にやると範囲が果てしないから。
また、宅建業法は大枠1つの法律なのでそこまで覚えることが多くなく、割と早めに9割位正解するようになるからです。
②正誤検討
正解+理由もあってたら「/」
どちらかでも違うと「□」
を1肢ごとにやっていきます。
※こんな感じ
ちなみに書くのは、精神的に「消せる」という安心感のあるフリクションがオススメ
③100%解答できるまとめを自分で作る
ここがポイント。
その問題が、理由も付けて絶対間違えなくなるために覚えることをまとめていく。
それを小さい付箋に書いて、問題の横に貼っておく。
例えばこんな感じ。
自分でまとめるってのもポイント。
市販のものはやっぱり自分で作るより相当覚えにくい。
自分で後から見てもわかるようにまとめられたら、正直その一回で覚えるから、トータルでみてコスパがいい。
④3分野やりきる
⑤□がついてる問題だけやる
正解するとそのまま「□」。
間違えると「□」の中に「/」を書いて「〼」にする。
こんな感じ
⑥〼がついてる問題だけやる
正解するとそのまま「〼」
間違えると「〼」に「/」を追加して「☒」にしていく。
なお、間違えた後、自分のまとめ見てもまた間違えそうだったら、まとめを書き直すのをオススメします。その時間も理解深まるので、損した時間にはなりません。
⑦☒がついてる問題に細い付箋をつける
だいたい30個くらいの付箋がつくイメージです。
それよりも付箋の数がかなり多い方は、☒をもう一周回して、間違えたものの☒の1つの▲を塗ってください。その問題に付箋を貼ります。
⑧付箋の問題を1日1回見る
日常的に、気楽に見てください。
あんまり気合を入れずに、毎日触れることが大切です。
もう確実に正解できるとなったら、付箋を剥がしてください。
⑨過去問勝負(再び)
更に1年前の過去問を解きます。
最初と比べてかなり出来るようになっているのを感じると思います。
こちらは、点数取りに行ってください。
平成28年版 パーフェクト宅建過去問10年間 (信頼と実績本気になったらパーフェクト宅建シリーズ)
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同じ会社なのでこちらを薦めますが、正直何でもいいです。
ただし今回は、間違えた問題(肢)を次回絶対正解できるように、自分が使い込んでいる過去問集の関連ページにまとめて貼っていきます。
上記③と同じやり方です。
なお、参照をつけることが大切です。
(「cf.h28-40」=28年度過去問40問目等)
⑩過去問が合格点+5点になるまで①〜⑨を繰り返す
これを繰り返せば絶対に、過去問の合格点+5点にたどり着きます。
主要3分野以外も、簡単に解答できそうなものは合わせて覚えていってください。
以上で、合格できると思います。
結構大変ですが、「受かりたくてたまらない」という人であれば、是非とも挑戦してみてください。
「なったあとどうするのか?」
みたいなのが決まっている人がいれば、それは凄く強みなのでひたすら寝る前に妄想しましょうw
他にも勉強法で興味がある方は、このあたりを読んでいただけたらと。
質問コーナー
ちょっといくつか質問を頂いたので。
① 肢別の問題集ではダメ?
→趣味にもよるのですが、「その問題で問うていることはなんなのか?」というのが大切だと考えているので、問題を肢別に分断した問題集よりも上記のように問題ごとにまとまったものをオススメしています。
②過去問以外の問題集は利用した方がいい?
→時間的にやらないでいいと思います。正直クオリティーの差が激しいです。過去問は流石に練られた問題なので、過去問10年分くらいすべてやるまで過去問以外に手を出さないことをオススメします。
③モチベーションはどうやってキープすればいいですか?
→妄想です。ひたすら妄想してください。妄想には2種類あって、
「受かったらこんないいことが♡」
というポジティブなものと
「落ちたらやばすぎる。。」
というネガティブなものです。
タイプにもよるのですが、よりやる気になる方を重点的に両方使いましょうw
と、長々と書きましたが、質問等あれば受け付けますのでなんでも聞いてください。
ただ、宅建に詳しいというよりも、勉強法に詳しいだけですので、そこはあしからず。
おあとがよろしいようで。
<目次>
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