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コイの引っ越し
11月27日 12時19分
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本格的な冬の訪れを前に岐阜県飛騨市で観賞用として水路に放されているコイを越冬用の池に移す引っ越し作業が行われました。
飛騨市古川町の中心部を流れる水路には40年ほど前から観賞用の赤や黒のコイ約1000匹が放され、市民や観光客の憩いの場となっています。
この水路は冬になると道路や屋根に積もった雪を捨てる場所になるため毎年、この時期にコイの引っ越しが行われます。
27日は午前8時から市の観光協会の職員やボランティアなどあわせて20人が水路に入り、大きいもので体長が80センチ、重さが10キロにもなるコイを網ですくい上げ、トラックに乗せました。
コイはそのまま500メートルほど離れた越冬用の池に運ばれました。
飛騨市観光協会の蒲敦子会長は「冬の前の大切な作業で、コイには負担ですが、池で春を待ってもらっています」と話していました。
池に移されたコイたちは来年4月ごろ、再び水路に戻されます。
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