11月27日 09時28分
渋滞解消が課題となっていた東名阪自動車道の「鈴鹿インターチェンジ」と「四日市インターチェンジ」の間の上り線で、現在、2車線となっている約8キロの区間が、3車線へ変更されることになりました。
三重県を通る東名阪自動車道は深刻な渋滞が課題になっていて、国土交通省や中日本高速道路などが対策を検討していました。
その結果、このうち、特に渋滞が激しい鈴鹿市の「鈴鹿インターチェンジ」と四日市市の「四日市インターチェンジ」の間の9.7キロ区間のうち、約8キロの区間の上り線で、車線を増やして渋滞解消に取り組むことが決まりました。
具体的には、路肩や中央分離帯の幅を縮めて、現在の2車線から3車線に増やす予定で、これにより渋滞が7割程度解消されるとしています。
この対策は、現在建設が進んでいる、新名神高速道路の四日市市北部と亀山市の西部を結ぶ区間が開通する平成30年度までの暫定的な措置で、それ以降は渋滞の状況を見ながら車線を元に戻すかどうかを検討するとしています。
中日本高速道路では「今後は県と相談して安全な車線の幅などを決めた上で、できるだけ早く対策を実施したい」と話しています。
新着ニュース