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10月貿易黒字3か月ぶり減少

11月27日 09時28分

10月貿易黒字3か月ぶり減少

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名古屋税関管内の10月の貿易収支は、北米向けの自動車の輸出が減ったことなどから、3か月ぶりに黒字額が減少しました。
名古屋税関によりますと、愛知・岐阜・三重に静岡と長野をあわせた管内の10月の輸出額は、1兆4109億円で前の年の同じ月より14.3%減りました。
これは、北米向けの自動車の輸出が減少したことや、中国向けのスマートフォンの部品の輸出が落ち込んだことなどが要因です。
一方、輸入額は21.6%少ない6609億円で、原油価格の下落やLNG・液化天然ガスの値下がりが大きく影響する形となりました。
この結果、輸出額から輸入額を差し引いた10月の貿易収支は7500億円の黒字で、前の年の同じ月より6.7%減り、黒字額は3か月ぶりに減少しました。
名古屋税関は「この地域で生産する輸出向けの車はセダンがほとんどだが、北米では原油安を背景にSUV・多目的スポーツ車の需要が伸びていて、輸出の減少につながっている。管内では北米向けの自動車輸出が占める割合が高く、動向を注視する必要がある」と話しています。

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