賄い料理に毒性植物の種入れたか バイト学生一時 意識障害

兵庫県姫路市の居酒屋の元店長が、アルバイトの大学生に出した賄い料理に毒性の植物の種を混ぜて、一時、意識障害に陥らせたとして傷害の疑いで先月、逮捕されました。警察によりますと、これまでに「勤務態度に不満があった」と話しているということです。元店長は1日、処分保留で釈放されました。
警察によりますと、先月9日、兵庫県姫路市南駅前町の居酒屋で、30歳の元店長が、店のアルバイトの20歳の男子大学生に出した賄い料理に、毒性のあるチョウセンアサガオの種を混ぜて意識障害に陥らせたとして、先月11日、傷害の疑いで逮捕されました。大学生は食事のあとに気分が悪くなり、翌日から一週間、入院したということです。

チョウセンアサガオの種は、園芸用として一般に販売されていますが、毒性があり体内に入ると意識がもうろうとしたり、吐き気がしたりするということです。

警察によりますと、元店長はインターネットで種を購入したということで、これまでに「アルバイトの大学生の勤務態度に不満があった」と話しているということです。元店長は1日、処分保留で釈放されました。