「君の敗因はメモリの無駄遣い♥」
天空闘技場にてヒソカが闘士・カストロに向けて放った人ことです。
メモリとは、念能力者の「オーラの容量」を指しています。
自らのオーラ量に見合わない「発」を開発してしまうと、
戦闘において大きなムラが生じ、うまいこと経ちまわれなくなってしまうのです。
オーラ量を食ってしまう発の例として、カストロはうってつけでした。
カストロは本来強化系なのに、具現化系と操作系の能力を使う「分身(ダブル)」を使っていました。
具現化、操作は強化系と真逆に位置する系統で、本来強化系が苦手とする系統です。
カストロは何とか使いこなしていましたが、得意系統でない分必要なオーラ量も増えてしまいました。
さらにカストロのダブルは、余りにも精巧に自分に似せてしまったため、
必要以上にオーラの容量を割いてしまっていました。それによってヒソカに敗北もしてしまいました。
オーラの容量は人それぞれです。
ヒソカは「伸縮自在の愛(バンジーガム)」や「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」など、 単純ながら応用が利く能力を開発し、オーラ容量を節約しているようです。
逆にゴンはオーラ量が凄まじく多いので、オーラ量に任せて限界まで発の威力を高めています。
オーラ量が多ければそれだけ多彩に能力が使えますね。
ゴンのオーラ量はカイトやナックルも驚くほどの量でした。
しかし上には上がいるもの。意外な奴が作中最強のオーラ量を誇っているとされています。ネット上ではすでに知れ渡っていますけどね。
誰かというと・・・
コルトピ
です!コルトピのオーラ量は最強クラス多いと思われる描写が多数存在しています。
そこで今回は、
コルトピのオーラ量が超多いと考えられるシーンをまとめてみたいと思います。
コルトピとは?
幻影旅団のメンバーの1人。小柄で顔が隠れるほど長い髪が特徴。おそらく男性と思われるが、年齢など不明なところが多い。若いのか年をとってるのかわからないです。
具現化系の念能力者で、発は「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」です。左手で触れたもののと全く同じコピーを右手に出現させます。コピーは24時間経つと消滅してしまします。後述しますが、コピーしたものは「円」の効果も持っており、コルトピが本物に触れば、コピーがある場所がわかります。緋の眼をコピーした時、コピーを持っていたスクワラの場所を、1度触っただけで追跡できていたので、触るのは1回でだけでいいものと思われます。ちょっと凄まじさの片鱗出てますね・・・
コルトピのオーラ量が最強クラスだと分かるシーンを紹介していきます!
ビル50棟をコピーする
コルトピのおかしなまでのオーラ量を示す代表的なシーンです。
コルトピはビル50棟ならコピーしてもオーラ量的には平気なのです。
さらにこのシーンの時までに、幻影旅団メンバーの死体のフェイク(懸賞金がかかっていたシズク、フランクリン、シャルナーク、マチ、フェイタン、そして団長のクロロ)、さらに段ボール数十から百数個に詰まったオークションのお宝のコピーを作ってから24時間経過していません。
すなわち、これらのコピーを作りつつ、ビル50棟をコピーできるだけのオーラ量があるということです。
さらに、コピーは非常に精巧に出来ており、クラピカも緋の眼が偽物だと気が付きませんでしたし、コピーされたビルを見たキルアも、突然ビルが増えた=念?くらいにしか推測できませんでした(多分「凝」で見破れたんでしょうけど)。カストロは自分おコピーを作るだけでオーラ量のメモリがいっぱいになっていました。コルトピにとって具現化系は得意系統といえども、明らかにオーラ量に差があることがわかります。化け物だよこれは!!
円の距離
先述の通り、コルトピの作ったコピーは円の効果があり、本物を触ればコピーがどこにあるかわかります。しかし、コピーを把握できる距離が異常なのです。
緋の眼を持ったスクワラの居場所を突き止めたコルトピでしたが、その時スクワラは2500m離れた地点にいました。
2500mといえば、2.5kmです!以前「円の広さランキング」の記事を書きました。
トップはピトーでしたが、その距離は2kmが最長でした。コルトピは条件付きでありながら、少なくても2.5km離れた位置にある対象も把握できるということです。ちなみに、ランキングにはコルトピは入っていません。通常の円とは条件が違うからです。
円は系統など関係ないですが、これだけの距離を測れるのはコルトピのオーラ量あってなのかもしれません。4mのノブナガさん涙目です。
200〜300体以上のコピー?
ヒソカ対クロロ戦において。
クロロはコルトピのギャラリーフェイクを自身の「盗賊の極意(スキルハンター)」で一時的に借りていました。クロロはギャラリーフェイクで天空闘技場の客をコピー人形を作り出し、ヒソカを追い詰めます。ヒソカの想定では、クロロといえど戦いながらコピーできる人形の数は20〜30体ほどと見ていましたが、現実には200〜300体の人形が作られていました。
写真がなかったので、手書きです、すみません。イメージしてください。
そのことからネット上では、
「クロロはパフォーマンスでヒソカの前でぎゃらりーフェイクを使って見せ、さも「クロロがギャラリーフェイクをしている」と思わせておき、会場に潜ませたコルトピに能力を返し、コルトピが大量に人形を作っていたのではないか」
と共闘説が噂されています。
理由はもちろんクロロ1人では考えられない数のコピー人形が作られていたことと、もしクロロが1人でコピーしていたとしたら異常なオーラ量になってしまうためです。
クロロはギャラリーフェイクと同時に、スキルハンター、ブラックボイス、コンバートハンド、スタンプオーダー、サンアンドムーンを使っていました。これだけのオーラを併用できるなんてキメラアントもびっくりのオーラ量!いくらなんでもクロロ1人でやるには詰め込みすぎ!ということで共闘説が出ています。
諸説ありますが、クロロがスキルハンターで盗んだ能力を使うときは、自分のオーラではなく元の持ち主のオーラを使っているとも言われています。でないとクロロは系統まで関係なく使える念を使えることになってしまいますから。もしかしてらコルトピのオーラ量だけを借りていたのかもしれませんが、やはりコピー人形を作る時間が早すぎるんですよね・・・
ちなみにモラウが作る「紫煙機兵隊(ディープパープル)」は最大で216体の分身を生み出せます。コルトピはもらうと同じくらいかそれ以上の数のコピーを生み出せる可能性があります。まぁコピーは自律して動かないので、ディープパープルより簡単に作れるのかもしれませんが、それにしても多いです。
・死体のフェイク、宝のコピーを作りながらビル50棟もコピー
・2.5km先まで届く円(条件付き)
・200〜300体のコピー人形(まだ未確定な部分あり)
やはりずば抜けてオーラ量が多いんだよなぁ・・・
ユピーとかメルエムとかでも追いつかない気がする・・・
まだ念の設定が固まりきっていない序盤に登場したキャラクターとはいえ、ちょっとやりすぎな気がします。
そのせいかどうかはわかりませんが、コルトピは復活したヒソカによって殺害されてしまいました。
う◯こ中に殺されてしまったため、うんコルトピさんなどと呼ばれる始末。
残念ながら活躍は見れそうにありませんが、コルトピさんが最強のオーラ量を誇っていたということは僕たちは忘れない。