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ニンジャスレイヤー公式ファンサイト:ネオサイタマ電脳IRC空間

近未来都市ネオサイタマを舞台としたサイバーパンク・ニンジャアクション小説「ニンジャスレイヤー」の日本語版公式ファンサイト。翻訳チームが運営しています。

ニンジャスレイヤー第4部、そしてNINJA SLAYER PLUS、始まる!

 

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 衝撃の第3部ラストから2ヶ月の沈黙を経て、Twitter上でついに連載開始されたニンジャスレイヤー第4部「エイジ・オブ・マッポーカリプス」! そして11月1日からダイハードテイルズのnote上でスタートした「NINJA SLAYER PLUS」。今回はそのふたつについてレポートします!

 

 

AOM(エイジ・オブ・マッポーカリプス)とは?

AOMは、ニンジャスレイヤー・トリロジー(インフレイムス、ヘルオンアース、ネヴァーダイズ)に続く、新たなシリーズです。クラシック版を含め、これまでに存在しなかった新たな部であり、ボンド&モーゼズ氏が現在進行形で執筆を進めています。

ニンジャスレイヤーは部ごとに大きくアトモスフィアやテーマが異なっていますが、4部はこれまでのどの部の移り変わりよりも劇的です。2部、3部はそれまでの部から引き続きで登場するキャラが本筋に深く関わることも多かったですが、4部は3部からの時系列の大幅なジャンプにより、レギュラーキャラクター陣が一新されているのです。

「ニンジャスレイヤーの最新連載や実況に興味はあったけれど、量が膨大すぎてどこから手をつければいいかわからない!」と手を出しあぐねていた人には、第4部の連載がスタートしたばかりの今が、ネオサイタマにダイヴする絶好のタイミングだといえるでしょう。基本的には、ここで紹介することだけ分かっていれば、すぐにでも第4部を楽しめます!

 

◆AOMの主要登場人物◆

ニンジャスレイヤー/マスラダ・カイ

ニンジャスレイヤーとは、己の血で作られた赤黒のニンジャ装束と、禍々しく威圧的な「忍」「殺」のカンジが刻まれたメンポが特徴的な、ニンジャを殺すニンジャである

ニンジャスレイヤーとは単一の存在ではない。その名を持つニンジャは、過去に何人も存在していた。ナラク・ニンジャのニンジャソウルに憑依されることにより、その者は復讐の戦士ニンジャスレイヤーとなるのである。他のニンジャソウルとは異なり、ナラクは対象への憑依後も自我を維持しており、ニューロンの中で憑依者自身に語りかけてくる……憎悪を燃やし復讐を果たすべし、ニンジャ殺すべし……と!

第4部のニンジャスレイヤーは、マスラダ・カイという名の若者だ。彼は妻子持ちのサラリマンではなく、家族を持たない新鋭のオリガミ・アーティストであった。こうしたバックグラウンドの違いは、カラテの未熟さとも相まって、ニンジャスレイヤーとしての戦闘スタイルにも如実に反映される。マスラダはナラクの黒い炎を使って傷を塞ぎながら、直情的かつ己をかえりみぬカラテで邪悪なニンジャを一人また一人と殺し、サツガイ追跡の手がかりを探し求め続けている。

 

サツバツナイト/フジキド・ケンジ 

先代のニンジャスレイヤーであるフジキド・ケンジは、リアルニンジャとして未だマッポーの世に生きている。ナラク・ニンジャとギンカク・テンプルが再び力を取り戻し、新たなニンジャスレイヤーが誕生したと知った時……フジキドは果たして、いかなる行動を起こすだろうか。

 

タキ

タキは、ネオサイタマの裏世界に片足を突っ込んだハッカーにして情報屋にしてピザ屋だ。彼はハーフ・ガイジンであり、外見はカート・コベインに似ているという(自称)。ヤクザクランに監禁されていた時に偶然ニンジャスレイヤーと出会い、電子的に支援したことから、なし崩し的にサツガイとの戦いに巻き込まれてゆく。タキはナンシー・リーのようなヤバイ級ハッカーでもなければ、社会正義に燃えるジャーナリストでもない。どちらかといえばロウライフのクズだ。

 

コトブキ

コトブキは、アオザイを着た淡いオレンジ髪の奇妙なウキヨだ。彼女はニンジャ同士の戦闘に巻き込まれそうになった後、ニンジャスレイヤーによって助けられ、のちに自らの意思でピザ・タキに住み着くことになる。オイランドロイド・ボディであるため、ある程度の戦闘をこなし、またタキがハッキングを行うためのIRC通信ハブの役目を果たすこともできる。タキは危険な前線に全く出たがらないため、ネオサイタマから遠く離れる場合はコトブキがニンジャスレイヤーと行動を共にする。

 

「サツガイ」とは何者か?

マスラダの追う邪悪なニンジャの名前が「サツガイ」です。マスラダはサツガイによって幼馴染みのアユミを殺され、自分自身もまた死ぬ運命にありました。その時、ナラク・ニンジャが憑依し、マスラダをニンジャスレイヤーとして蘇らせたのです。

マスラダはサツガイの後を追い、サツガイと接触して力を授かったニンジャソウル憑依者や、サツガイによって悠久の眠りから目覚めさせられたリアルニンジャなどと対峙することになります。サツガイは正体不明の存在で、世界中を飛び回っています。これまでの各部のボスとは異なり、大規模なニンジャ組織を作ろうとせず、その目的も定かではありません。不気味な存在です。

果たしてサツガイの目的は何なのか? マスラダの復讐の戦いとフジキド・ケンジの物語は、どこで交錯するのか? 第4部の連載はまだ始まったばかりです。Twitterにアクセスし、ネオサイタマに直ちにダイヴして、それを調べてください! そして第4部を読むもうひとつの方法が、NINJA SLAYER PLUSです。

 

 

 

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NINJA SLAYER PLUSとは?

第4部も本編は全てTwitter上で連載されていきます。NINJA SLAYER PLUSは、より快適な環境で、より深くニンジャアトモスフィアを摂取したいニンジャヘッズのために作られた選択肢のひとつです。NINJA SLAYER PLUS上で読めるさまざまな記事のカテゴリを紹介していきましょう。

 

◆AOMオンゴーイング:第4部のメインストーリー◆

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ニンジャスレイヤーの最新作(第4部時系列)である「エイジ・オブ・マッポーカリプス」のTwitter連載分が、適切な加筆修正などを施された上で蓄積されていきます。2016年12月1日現在このカテゴリにアップされている記事は以下の通りです:

 

第1話【トーメント・イーブン・アフター・デス】

第2話【マーセナリイ・マージナル】

第3話【サンズ・オブ・ケオス】

第4話【ヨグヤカルタ・ナイトレイド】

第5話【アセイルド・ドージョー】(随時更新中)

 

◆AOMサブストーリーズ:魅力的な枝葉◆

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「AOMサブストーリーズ」には、AOM時系列で展開されるエピソード群のうち、オンゴーイング以外のすべてが含まれます。オンゴーイングの主人公であるニンジャスレイヤーが登場しないものも多数あります。Twitterで連載されていないものも含まれています。2016年12月1日現在このカテゴリにアップされている記事は以下の通りです:

短編【フラワーズ・フロム・フロスト】

短編【スネイク・オナ・マナ・イタ】

ピルグリム・ダークウォーター:リンボの章

 

◆AOM資料な:資料な◆

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AOMの世界観を読み解くための資料集、および断片的などです。ボンド&モーゼズ両氏の書き下ろしによる掌編ストーリー的なものから、メモをもとに再編されたデータリストなど、様々な種類が存在します。「読まなければ本編を理解できない」という性格のものではありません。2016年12月1日現在このカテゴリにアップされている記事は以下の通りです:

シャード・オブ・マッポーカリプス(1):磁気嵐の晴れた世界で

シャード・オブ・マッポーカリプス(2):ニンジャについて

シャード・オブ・マッポーカリプス(3):アニメボーイ

シャード・オブ・マッポーカリプス(4):ブル・ヘイケとベンケ・ニンジャ

シャード・オブ・マッポーカリプス(5):ウキヨについて

ウォーカラウンド・ネオサイタマ・ソウルフウード(1):ドンブリ・ポン

ニンジャ名鑑プラス【山】

ニンジャ名鑑プラス【川】

 

◆ニンジャスレイヤー・トリロジー時系列◆

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Twitter連載版を推敲したまとめノートは、AOMの全エピソードのみならず、旧3部作の既存エピソードに関しても追加されてゆきます。また、1〜3部時系列の未訳エピソードが収録されることもあります。例えばヤクザ天狗のスピンオフ【ニード・フォー・アナザー・クルセイド】が11月に前編が掲載され、12月には後編が掲載される予定です。2016年12月1日現在このカテゴリにアップされている記事は以下の通りです:

・【ニード・フォー・アナザー・クルセイド】前編

短編集「ネオサイタマ・アウトロウズ」より【ニンジャズ・デン】

短編集「ネオサイタマ・アウトロウズ」より【ザ・ドランクン・アンド・ストレイド】

短編集「ネオサイタマ・アウトロウズ」より【ニンジャ・サルベイション】

 
  
◆ニンジャスレイヤー・アーカイブズ◆

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「ニンジャスレイヤー・アーカイブズ」は、ボンド&モーゼズ両氏のラフスケッチ的なものや、インタビューコンテンツ等をまとめたものです。プロト版ニンジャスレイヤーのテキストも読めるようになります。原液のように奥ゆかしいニンジャアトモスフィアを摂取できます。2016年12月1日現在このカテゴリにアップされている記事は以下の通りです: 

クナイウィップ初期スケッチ

フックロープ初期スケッ

過去に発表されたニンジャスレイヤーの有名なスピンオフシリーズの紹介 

 

◆その他の企画◆

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この他にも読者アンケートや企画などを随時行ってゆく予定です。たとえば、11月に実施された第1回目のアンケートは以下のようなものでした:

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読者アンケートは内容を整理しつつ、今後も定期的に行い、必要に応じて記事内で結果の一部などを引用していくつもりです。

 

 

f:id:NinjaHeads:20161112154012p:plainよくあるしつもん

Q:Twitter連載は終わってしまうのですか?
A:いいえ。Twitter連載はこれまで通り、おそらくはTwitter文明が崩壊するまで、何も変わらず行われますのでご安心ください。また有志の皆さんによるトゥギャッターの引用まとめを制限するものではありません(いつもありがとうございます)。 

 

 

NINJA SLAYER PLUSを購読する方法は?

NINJA SLAYER PLUSはnoteというプラットフォーム上に、月額490円の定額制マガジンとして存在しています。毎月さまざまな記事がこのマガジンに追加されてゆき、購読期間中はNINJA SLAYER PLUS内の全ての収録記事がフリーアクセス(好きなだけ読み放題)になります。HuluとかNetflixとかなんかそういう配信系サービスの月額制みたいなものだとイメージすると分かりやすいかもしれません。まずはnoteのアカウントを作ってからダイハードテイルズをフォローし、そのマガジンの中から「NINJA SLAYER PLUS」を選択してください。

 

NINJA SLAYER PLUSの支払い方法は、

・「クレジットカード」
・「携帯キャリア決済(月の携帯使用料とあわせて決済できる。現在はAUとDocomoで可能。Softbankはまだ)」
・「Vプリカ」

の3つから選べます。

Vプリカとは、コンビニやネットで誰でも買えるプリペイドのカードです。クレジットカードを作っておらず、携帯キャリア決済の対応がない方の選択肢として便利です。今後、noteのシステムとして支払いのオプションが増えた場合は、Twitter上などで告知します。

 

Vプリカで実際買ってみた 

f:id:NinjaHeads:20161112152600p:plainVプリカギフト」は登録要らず簡単です!

Vプリカはなんか敷居が高いような感じがする。そう思って使ったことのない人が多いことでしょう。そこでTantouが個人的にnoteアカウントを作り、自前のVプリカギフトのカードで購入手続きまでのスクショをとってみました。

 

 

1. Vプリカを調達する

Vプリカにはいろいろ個人情報登録とかアカウント開設が必要だったり維持費がかかったりする「Vプリカ」と、特にそういうのが必要ない「Vプリカギフト」があります。つまりそっちのほうが簡単そうだったので、今回は「Vプリカギフト」を使いました。

 

2. noteアカウントを作る

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作りました!

 

3. ダイハードテイルズをフォローする

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別にフォローしなくてもマガジンは読めるけど、ねんのためフォローしました! 

 

4. ニンジャスレイヤープラスのトップに行って「購読申し込み」をクリック

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もしダイハードテイルズのトップに「ニンジャスレイヤープラス」が見つからなかったら「マガジン」の中から選んでください。

 

5. 支払い方法をえらぶ

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エッ!? Vプリカがない!? → Vプリカ(Vプリカギフト)はクレジットカードとして使えるプリペイドカードなので、選ぶならばクレジットカードだ。とりみださずに上のやつを選びました。

 

6. 番号とかを入力して確認画面に行く

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普通のクレジットカードみたいに入力していくだけです!

 

7. できた

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できました! なお正確には、Tantouが試した時にはカード情報をnote上に初登録する感じだったので、6でOKを押したあとに5に戻されましたが、とりみださずもう1回購入ボタンを押したら、特にカード情報など入れ直しせずに7の画面が出ます。以降は、普通に「クレジットカードでお支払い」を選択するだけで、すぐ購入できます。このように、Vプリカギフトは思っていたより簡単でした! 支払い方法はそれぞれメリットデメリットなどあると思うので、調べてみてください。

 

中身についてもっと詳しく知りたい

NINJA SLAYER PLUSの詳細について詳しく知りたい場合は、こちらの記事も合わせて読んでみてください!

note.mu

 

何も変えず、新しいことをしていく 

つねひごろから言っているように、今後もTwitterが我々のメインフィールドであり、ライブハウスです。そこからさらに気に入った人は、ぜひ物理書籍を読んでみてください。イラストレーションやデザインが化学融合し、加筆修正が施され、原作者書き下ろしエピソードの追加によって完成度がさらに増しています。それでもまだニンジャアトモスフィアが欠乏しているならば、あるいは我々の活動を直接サポートするためのドネート窓口を探しているならば、ぜひNINJA SLAEYR PLUSに手を出してみてください! 

(Tantou)