Audeble(オーディブル)1カ月無料体験登録無料体験を試してみました。
この定額サービス無料体験企画の第四弾です。
は、2015年7月に日本国内向けに提供開始された米Amazon.com傘下Audibleのオーディオブック定額聴き放題サービスです。
文学、落語、ビジネス書など、多くのジャンルを扱っており、アプリで本の朗読を聴くことができます。
月額1500円とKindle Unlimitedと比べて少し高いですが、オーディオブック配信サイトFeBeと比べると破格の値段設定だと思います。(FeBeは書籍購入なので、手元に残す必要を考慮しないとしたら。)
今回も、月に何冊くらい聴けるものなのか、聴いた作品を記録しておこうと思います。
☆4以上のものについては簡単な感想を書きました。
※作品の☆は個人的なもので、Amazonの評価ではありません。
※Audebleのリンクが見あたらなかったのでリンク先はKindleになってます。
人工知能は人間を超えるか/松尾豊
★★★★☆
アニメ『イヴの時間』アンドロイドのサミィちゃんのイラストがズルい(笑)人工知能の本。
Audebleだと図を別サイトから見ることになるので聴くのには向いていない。
期待していたような新しいことはなかったけども、これまでの歩みが知れたのはよかった。
初めてディープラーニングを使ったトロント大学のチームが、コンペで2位以下を引き離し優勝した話は知らなかった。ぜひ映画化してほしい。
スクラップ・アンド・ビルド/羽田圭介
★★★★☆
主人公が作者っぽいというか、変わっている。
もっと重苦しい内容かと思っていたのでいい意味で裏切られた。
押しつけもなく、面白いと思うところがたくさんある。
そして浦井健治さんの朗読も素晴らしく、ぼやく祖父と、それを聞かされる家族の気持ちがよく伝わった。
自分で読んでも、こんな風に読めなかったと思うので、Audebleで聴いてよかった。
世界一おもしろい 日本史の授業/伊藤賀一
世界一おもしろい 日本史の授業<世界一おもしろい 日本史の授業> (中経出版)
- 作者: 伊藤賀一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
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★★★☆☆
君はどこにでも行ける/堀江貴文
★★★☆☆
世界一受けたいお金の授業―――一生お金に困らない「稼ぐ、使う、貯める」技術/和仁達也
世界一受けたいお金の授業―――一生お金に困らない「稼ぐ、使う、貯める」技術 三笠書房 電子書籍
- 作者: 和仁達也
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2012/08/16
- メディア: Kindle版
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★★★★☆
高校生でもわかるお金の授業という授業をベースにした本。
10代のうちに読んでおきたい内容が、やさしくまとめられている。
Audebleだと、補足書面をカスタマサービスまで問い合わせする必要がある。
卒業生/中村明日美子
- アーティスト: ascolto(アスコルト),野島健児,神谷浩史,石川英郎
- 出版社/メーカー: ascolto(アスコルト)
- 発売日: 2010/04/02
- メディア: CD
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★★★★☆
『同級生』の続編の、サウンドドラマで、人気声優を起用している。
声優のリレートークが収録されているからか、CDはよい値段。
クオリティがびっくりするほど高く、音もすごく拘っているのがわかる。
内容は、あ、甘ーい!!!青春!!
ジョーカー・ゲーム/柳広司
★★★★☆
一気に全部聴いた、スパイミステリ小説。
少し前にアニメ化されて個人的に気になっていた作品だった。
思っていたよりも内容はライトで、吉開 清人さんの朗読がカッコよく嵌まっていた。
陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校”D機関”ってだけで擽られるよね。
シリアスにならず、設定や爽快感を楽しむのがいいと思う。
続編やアニメもいつか見よう。
小さいことばを歌う場所/糸井重里
★★★☆☆
まとめ
本7冊、サウンドドラマ1本という結果でした。
読みたかった作品がそろっていたのでとても充実した1カ月でした。
Audeble(オーディブル)の感想ですが、悪くなかったと思います。
歯切れが悪いのは、試してみてわかった、良し悪しがあるからです。
良かった点
朗読が良かった。
バックグランド再生ができる。
作品のラインアップがKindle Unlimitedよりもいい。
悪かった点
朗読が合わなかった。
男声で女性の台詞、女声で男性の台詞(つまり朗読)が苦手。
テキストがないと簡単なことがわかりづらい。
センスの悪い音楽が勝手に流れる。
上で紹介した本は、わたしが読了したもので、この何倍も読もうとチャレンジした本があります。
そうそう、官能系も充実していて、これは、はじめての体験でした。
電車の中でイヤホンで再生してみたりして、やばい扉を開けちゃうところでした。
おじさまが書いた官能小説をお姉さんに読んでもらい、こっそり聴くという背徳感。
HENTAI上級者さんにぜひおすすめします(笑)
それは置いといて、わたしはどうやら、女性ナレーターさんの朗読が苦手なようです。
女性の台詞を読むときはいいけど、男性の台詞を読むときの違和感を受け入れることができませんでした。
どうしても演技が気になってしまうんですよね。
ちなみに上で紹介した本は全て男性ナレーターさんです。
読むよりも聴いたほうが良かったと思ったくらい、わたしの好みに合っていました。
このように、読みたい作品があっても、ナレーターさんの合う合わないで途中までしか進まないのが残念でした。
作品によっては、いきなり音楽が流れ出して、消すことが出来ないので、これも困りました。
あとは、ビジネス書やノンジャンルの本は想像以上にテキストが無いとつらいです。
Kindle本を音声読み上げ機能を使って読んでいるので比べることが出来るのですが、初見で理解できなくてもテキストを一読したらすぐわかります。
オーディオブックの場合、どこから聴き直せばいいのか、指示語が指すところが何秒前かわかりません。
図や表を別に参照しなくてはいけないのも苦痛でした。
と、悪い点はこれぐらいにして、総合的にはいいサービスです。
個人的には、ポケモンGOとの相性がよく、通勤中にバックグランドで聴いていました。
今回は継続しませんでしたが、半年くらい開けてまた利用しようと考えています。
伊坂幸太郎のベストセラー『グラスホッパー』など、新しいラインナップも追加されています。
Kindle Unlimitedでは国内の人気小説の配信がなさそうなので、Audebleに期待しています。
わたしが、Audebleを試すきっかけとなった「夜中に前へさん」の記事がこちらです。
オーディオブック配信のFeBeも近いうちに試してみたいですね。
FeBeは書籍購入ですが、日本最大1万冊以上のラインナップが気になります。
無料体験の次はdTV。
映画・ドラマ・アニメ・音楽のコンテンツがどれほど充実しているか楽しみです。