最近の日経平均の動き ―― 《カナル24》は語る (当日分)

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《カナル24》の条件表No.20「平均線と順位相関」を使って日経平均の動きをウォッチします。向こう10日くらいの動きをターゲットにしています。


(2016.12.1) TOPIX 1483P(+13)  日経平均 18513円(+204) 28.2億株 (3兆2911億円)


昨日の海外株は

(1)中国上海  -1.00%
(2)英FT100  +0.17%
(3)独DAX   +0.19%
(4)仏CAC   +0.59%
(5)NYダウ   +0.01%
(6)ナスダック   -1.05%

OPECは減産に合意する。ADP調べによる11月の新規雇用者数は+21.6万人とよかった。米国長期金利は2.387%(+0.091)と上昇。一時は2.41%まであった。

このため海外では114円台半ばまでの円安が進み、CMEの日経先物は18615円と高く引ける。米国金利上昇だけの材料であれば1円程度の円安になったと思われますが、WTI原油が4.21ドル高の49.44ドルへと上昇したため、円は一時2円ほどの円安になりました。

日経平均は+226円高で寄り付き、大幅な円安を材料としてザラバ高値18746円まで上昇したが、一層の円安は進まなかったので伸び悩む。今日の日中の値幅は約270円と久々に大きな動きをしました。


今日の上昇は意外に大きかった。米国はWTI高や経済統計値がよかったにも関わらず上昇しなかったのに、日経平均だけが派手に上昇したのは違和感がありました。

今日の小波動のピークらしさは、@新高値の、A陰線、B25日順位相関が+80以上、C逆張りの条件表Nop.1が売りマークを出した、D25日騰落レシオが120以上、E《デンドラ24》の上から2番目の上値メド18526円に届いた、ということで6ポイントになりました。CとEは今日初めてポイントになったものです。

これによってチャートからは、売りが有利となりました。米国はこのところトランプラリーは収まっていますが、日本は、なんだかわからないが先高期待の楽観人気になっています。だがそろそろひと調整があってもよいころです。


■■ グラフを見て売買方針を切り替えることについてA ■■

昨日は2014年6月〜2015年9月のグラフを掲げましたが、今日は2015年8月〜2016年10月のグラフを見ていきます。

(C)で株価は4平均線の下に潜り込み下降トレンドになりました。下降トレンドにある時期は、買いはほとんど考えません。主力は「戻り売り」です。 売買するタイミングは9日順位相関を使うことにし、9日順位相関が+80以上から少し低下した日が売りのタイミングであるとします。(h)(i)は戻り売りをするところです。(h)の翌日は下げましたがすぐに反発しました。また(i)の4日目に株価はより安くなりましたが、これまたすぐに反発しています。(h)(i)の売りでは報われていません。このことは下降トレンドは終わりつつあるのではないかと思われますが、まあ杓子定規に決めていきます。

(D)で上昇トレンドになったと判断します。ここからは「押し目買い」になります。(q)で9日順位相関が-80以下に(なって順位相関が前日よりも高くなった)ので買うと翌日の始値は19364円です。その次の日のザラバ高値は19869円であったので瞬間的には約500円ほど上昇しましたが、この日の終値は18986円になり、(q)の買い仕掛けは失敗に終わりました。

その後(E)で下降トレンドに転換します。(C)の下降トレンド中の戻り売りはおおむね失敗し、(D)の上昇トレンド中の押し目買いも失敗しています。その原因は(C)の下降トレンドと次の(D)の上昇トレンドの期間が短か過ぎたことにあります。 トレンドという以上は、せめて2〜3か月の間はトレンドの方向を持続してくれればよいのですが、(C)(D)のような短期のトレンドがグラフに出てしまうことは多くあります。



次に(E)で下降トレンドに転換しました。ここからは戻り売りです。買いは基本的には考えません。買ってよいのは突っ込み買いだけです。突っ込み買いができるのは小波動のボトムらしさが6ポイント以上になったときです。グラフでは(k,l,m,n,o,p)が戻り売りのタイミングです。おおむねこの戻り売りは成功しています。

(F)で上昇トレンドになりました。ここからは「押し目買い」の時期になります。9日順位相関が+80以上になっても売ってはならない。-80以下になって(前日よりも9日順位相関の数値が上昇していれば)いれば買う、という方針になります。



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株式会社 東研ソフト・・・ 執筆:坂本 正治

              
2012.4.10 から...