米大統領選戦後、「フェイクニュース(偽のニュース)」の話題が広がっている。ネット上で拡散される事実とは異なるような「ウソ」は以前からあったが、トランプ氏が選挙に勝利してから、選挙結果に影響を与えたのではないかとの見方も出てきた。
大統領選後の16日、米ネットメディアのバズフィードが発表した調査がある。
大統領選の最後の3カ月にフェイスブック(FB)上でもっともシェアされ、「いいね!」やコメントといった「反応」が多かった選挙に関する大手メディアの記事と偽の記事(全くのウソか不正確なもの)を調べた調査だ。
それによると、偽のニュース上位20位は計約871万1千の「反応」を得ていたのに対し、大手メディアなどが報道した本物とされるニュース上位20位は計約736万7千。偽のニュースのほうが大きな反応を得ていたという。
今年2~4月では、大手メディアのニュースが、偽のニュースの約4倍の反応を得ていたが、日が経つにつれてその差がどんどん縮まり、投開票日前にはすでに逆転し、偽のニュースのほうが多くの反応を引き起こしていた。
偽のニュースのなかでも、最も反応のあった1位(見出し)は、「フランシスコ法王がドナルド・トランプ支持を表明し、世界に衝撃を与えた」というもの。2位は「ウィキリークスが、ヒラリーがイスラム国(IS)に武器を売っていたと確認」、3位は「ヒラリーのIS関係のメールが暴露。想像を絶するひどい内容」。
1位などは、読んですぐにあり得ないニュースだとわかりそうだ。シェアしたり、「いいね!」をしたりした人の中には、ウソだとわかっていながら広めている人も多くいたのではないだろうか。
バズフィードによると、上位2…
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朝日新聞国際報道部