iシェアーズ MSCI EAFE ETF(EFA)は北米以外の先進国ETF
iシェアーズ MSCI EAFE ETF(EFA)はMSCI EAFE インデックスへの連動を目指したETFです。アメリカ・カナダを除いた先進国の大型株、中型株への投資をしているETFということですね。
時価総額を考慮して投資を振り分けているので、日本株への投資が多いです。実におよそ25%にもなります。
米国株への投資をすでにしており、分散をしたい場合に使われることの多いETFです。
信託報酬は0.33%であり、ちょっと高めかな、という印象です。
ベータ値も1.15とやや高いです。これは日本市場やヨーロッパ市場が米国市場に比べてボラティリティが高めな昨今の傾向を反映しています。
私の場合は米国を外す投資はちょっと考えられないので、EFAを買うことはまずないでしょう。しかし、構成銘柄やチャートは世界の優良企業目白押しですから知っておいて損はありません。
EFAのチャートと分配金
※ブラックロックから
これは分配金込のチャートです。10年でおよそ7%とかなり厳しい数字を示しています。ちなみに2001年の設定来からだと94%のパフォーマンスです。
それでも15年という年月を考えるとちょっといまいちなパフォーマンスですね。
ちなみに、S&P500ETFのIVVとの比較です。下のグラフは分配金込ではありません。
※画像はグーグルファイナンスから
IVVはiシェアーズなので、同じブラックロックが運用しています。この10年では歴然とした差がついていますね。 分配金込で7%の利益ということは、チャートだけなら買値よりも大きく劣ってきます。
これからの値動きは読めませんが、少なくとも過去を見ると考えてしまうチャートですね。
EFAの構成銘柄と構成国
※画像はブラックロックから
ネスレが1位です。ネスレは本当に良い株で、買いやすいならば私もポートフォリオに組み入れたい株です。しかし、NYSEに上場していません。
日本のトヨタが2位になっています。言わずと知れた日本が誇る自動車メーカーですね。
ロシュ、ノバルティスの2社はヨーロッパが組み込まれるETFには殆ど顔を出していきます。スイスのみならず世界的な製薬会社です。
サノフィは世界4位の製薬会社で、パリに本社を置いています。
アンハイザーブッシュインベブは世界一のビールメーカーです。ベルギーのインベブが米国のアンハイザーブッシュを買収しました。その関係でバドワイザーをブランドとして保持します。配当利回りは4%近くあります。ここも個人的に気になる企業です。
BASFは世界1位の化学メーカーで、ドイツにあります。およそ150年の歴史を誇ります。ここもNYSEに上場していません。ADRが無いのですよね。シーメンスも含めて、ドイツの底力を感じますね。
そのほか、ロイヤルダッチシェル、ブリティッシュアメリカンタバコ、グラクソスミスクライン、ウエストパックバンキングというのは個別株で私も持っています。いずれも高配当です。
余談ですが、SBI証券の貸株でウエストパックバンキングは1%も貸株金利がついています。これとは別に配当利回りも5%後半ありますから、かなりの高利回りです。
こうしてみてみると、ヨーロッパには多くの高利回りで、国際競争力を持つ企業がたくさんあることが分かります。
構成国はこのようになっています。
※画像はブラックロックから
日本はトップの25%を占めるのですが、個別企業では目立ちません。ちなみにトヨタの次にランクインしている日本企業は東京三菱UFJ銀行です。
米国だけではなく、世界の先進国に分散投資を考えるならば、外せないETFとなります。ただ、日本株のポジションをある程度すでにもっているならば、ちょっと微妙な選択になってしまうかもしれませんね。
関連記事です。個別株投資はETFに比べると安定感には欠けますが、配当利回りの良さと、なによりおもしろさがありますね。あと40年持っていたら、どうなっているのか楽しみです。