首都圏 NEWS WEB

ニュース詳細
日経新聞社員 不正アクセスか

11月30日 17時37分

日経新聞社員 不正アクセスか

1004804492_20161130180711.mp4

日本経済新聞社の29歳の社員が、人気モデルの携帯電話のメールサービスに不正にアクセスしたなどとして逮捕され、警視庁は、ニックネームや誕生日などからパスワードを類推して割り出し、不正にアクセスした上でメールの中身やプライベートの写真をのぞき見していたとみて調べています。
逮捕されたのは、日本経済新聞社の社員で「デジタル編成局」に所属する、東京・多摩市の寺井淳容疑者(29)です。
警視庁の調べによりますと寺井容疑者は、人気モデルでタレントの押切もえさんの電話番号や、人気アイドルグループ、「NMB48」の元メンバーの渡辺美優紀さんのメールアドレスを何らかの方法で入手した上で、おととしからことしにかけて携帯電話のメールサービスや「iCloud」と呼ばれるネット上に写真などを保存するサービスに、不正にアクセスしたなどの疑いがもたれています。
警視庁は、ニックネームや誕生日などからパスワードを類推して割り出し不正にアクセスした上で、押切さんのメールの中身や渡辺さんのプライベートの写真をのぞき見していたとみて調べています。
警視庁によりますと、調べに対して寺井容疑者は「パスワードを突破することに喜びを感じてゲーム感覚でやってしまった」と容疑を認めているということです。

社員が逮捕されたことについて、日本経済新聞社は「被害を受けた方々に、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申しあげます。逮捕された社員は、当社が保有する顧客の個人情報を犯行に使用していないと認識しています。事実関係を確認し次第、厳正に対処します」というコメントを出しました。
また、寺井容疑者は、ネット報道を中心としたデジタルサービスの企画や開発などを手がける「デジタル編成局」に所属していたということです。

首都圏のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ