障害者殺傷事件 神奈川県が施設に改善勧告へ
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相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件で、施設側と神奈川県との間で情報の共有が不適切だったと検証委員会が指摘したことを受けて、県は、施設側に対して情報の共有や報告の進め方について、今週中にも改善を求める勧告を行うことになりました。
この事件で、相模原市の知的障害者施設、津久井やまゆり園は、容疑者の元職員が、犯行を予告する手紙を通じて入所者を襲撃する危険性を認識していたのに、県と情報を共有しなかったのは「不適切だった」と、検証委員会の報告書で指摘されました。
これを受けて神奈川県は、施設を運営している「かながわ共同会」に対し、入所者や職員の安全を脅かす情報を速やかに県に報告するよう改善を求める勧告を行うことになりました。
勧告は今週中にも行われ、施設側には改善計画の提出を求めることにしています。神奈川県の黒岩知事は、30日の県議会で「今回の事件では、施設側の危機管理に改善すべき点があった。勧告を受けてしっかり対応してほしい」と述べました。
これを受けて神奈川県は、施設を運営している「かながわ共同会」に対し、入所者や職員の安全を脅かす情報を速やかに県に報告するよう改善を求める勧告を行うことになりました。
勧告は今週中にも行われ、施設側には改善計画の提出を求めることにしています。神奈川県の黒岩知事は、30日の県議会で「今回の事件では、施設側の危機管理に改善すべき点があった。勧告を受けてしっかり対応してほしい」と述べました。