NY外為市場 1ドル114円台に値下がり OPEC減産合意で

30日のニューヨーク外国為替市場は、OPEC=石油輸出国機構が減産で最終合意したと発表し世界経済の先行きへの不透明感が和らいだとして円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は、一時およそ8か月半ぶりに1ドル=114円台に値下がりしました。
30日のニューヨーク外国為替市場は、OPECが減産で最終合意したと発表したことから原油価格が上昇し世界経済の先行きへの不透明感が和らぐという見方が広がりました。

このため比較的安全な通貨とされる円を売ってドルを買う動きが強まり円相場は、一時およそ8か月半ぶりに1ドル=114円台に値下がりしました。

市場関係者は、「長引く原油安の影響を受けている新興国などの経済が価格の上昇によって勢いづくという見方が広がっている。また、アメリカの長期金利が上昇していることもドルを買う要因となっている」と話しています。