こんばんは社畜です。今日も深夜帰りで家庭がピンチ!
さて、今日はタイトル通りの事を言いたいのですが、もう文章を書きたくなくなってしまいました。
さて、なんかASKAさんが大麻容疑で逮捕されて、3年振り2度目的な強豪校の仲間入りを果たした訳ですが、なんかその逮捕前のタクシー映像がマスコミに流出したとかで話題になっていますね。なんか昼間に入った場末の食堂で流れるテレビで、私もそんな映像をチラっと見たような気がします。
インターネットではなんか「騒ぎ」になってましたね、我々の映像も全部録画されて流出してしまうのでは、とかなんとか。
まぁそうなんですよね。そうなるんですよ。我々はタクシーをそういうものだと思って乗らなきゃ行けないんです。
- ところでこちらのお話をご覧下さい
時給800円とか900円のバイトに、店と金庫の鍵持たせて、バイトだけで開店作業や閉店作業させるということの異常性を、日本の経営者が感じなくなっているというのは、もっと指摘されていいと思うんだよなあ。
— おりた (@toronei) 2016年2月26日
退職します→ダメだ、というパターンで大モメした挙句
— tokoya (@tokoya) 2016年11月29日
「どうしても退職するなら引き継ぎの資料を完璧に作ってからにしろ、それ作ってる間の給料は出さん」
という最悪の札を上司が出してしまい、ソース全部削除して翌日から来なくなったという世にも恐ろしい話が…
とまぁ、いやぁ〜ひどい話ですね。どうもこういうちょっとイカれた企業人達の考え方は、対価に見合う価値を大きく見過ぎているようです。
人間やっぱり、生活が十分出来るだけの余裕を持ちながら、生活が十分出来るだけの給与をもらっていかないと、どこかで狂って行くのでしょうね。
そこをどうにか「真面目にコツコツとやるのが美徳」に代表されるような、いわゆる「職業倫理観」でカバーしてやってきていたのが、限界に来ているのではないか?と最近思う訳です。
私なりの定義では、職業人の倫理観とは「悪魔の囁きに乗せられない事」だと思っています。例えば、上記の話で言えば、「金庫をちょろまかしたり悪さしない」「必要な引き継ぎ等はきちんとやる」という事になります。
この倫理観は、一般的に収入が高くなるにつれて高まると言われている(なんかあんまり研究結果とか出て来なかったんですけど、だれかご存知でしたら補足してください)。つまり、仕事の割に低い対価でいると、仕事上で来てしまうちょっとした「悪さ」の囁きに、つい負けてしまう瞬間が、やってくるんですね。
・その金庫に入ってるお金、ちょろまかしてしまおう…
・本業の財産を使って、副業に活用してしまおう…
・職業上得た秘密事項を、友人同士の飲み会の席でしゃべってしまおう…
等というものがあります。
タクシーも同じです。過労低収入の代名詞のようなタクシーに乗っている人が、有名人が逮捕される直前の映像を撮ってしまった。それを「謝礼を出すから」と言われついマスコミに流してしまった…
(これがまた、業界の倫理や会社の規定には反するけど、法律違反と解釈するのは難しい、という絶妙なポイントですね)
これを止められるのは一体なんだったのでしょう。やっぱり今の対価のままで、より高い倫理観をもって会社と従業員が業務に臨むべし、なんでしょうか?
我々は、「映像が流出するリスク」があるから、「タクシーに乗るべきではない」のでしょうか?そのリスクを取り締まる代わりに、代金が上乗せされるタクシーが存在したら、そこを選んで乗るようになるのでしょうか?
緒方恵美さんもキレています
前からあったけど、最近、情報が先出し漏洩で出てくることが増えましたね。
— 緒方恵美@12/23・24Live「禊」 (@Megumi_Ogata) 2016年11月29日
印刷所等の途中行程や、コンプライアンス感覚が薄いスタッフさんから漏れることがほとんどらしいけど、、、
誤った情報もたくさんあります。
くれぐれも、公式にでたものではない情報は、信じないようお願いします>皆様
こうした職業上の秘密を破る行為を、どうやって止めたらいいのでしょう?
私はただ下を向くばかりです。
- だからこそ
倫理と対価のバランス、という観点に立ち戻れば、必要な事って「倫理をガチガチに攻める」ことじゃなくて「適正な対価を与える」という事になるべきなんでしょうね。本当にそれが至る所で実現されるようになれば、あらゆる企業がその職業に見合った対価を支払う、素敵な会社ばかりになるでしょう。
この辺の引用ツイートしたような一連の出来事は、真面目に労働者から企業、あるいはその先の我々消費者への警告・あるいは脅迫なんだと思っています。
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