最近、韓国のパク・クネ大統領のニュースが多いですね。
あのニュースを見ていると、韓国歴史ドラマを思い出します。
まるで王様が重臣や民衆に責められているみたいです。
時々、家でご飯を食べながら、ネット動画「GYAO!」で、
韓国歴史ドラマ「イ・サン」を見ています。
主人公・世孫(王の後継者)のイ・サンも、
重臣などにやたら責めまくられたり、命まで狙われます。
しかし、イ・サンが絶体絶命のピンチに陥っても、
必ずドンデン返しがあり、イ・サンは危機を乗り越えます。
パク・クネ大統領は、そうならず辞任を表明してしまいましたね。
韓国の歴史ドラマやニュースを見ていて、いつも思うことがあります。
字幕がないと韓国語ってチンプンカンプンなことです。
地図でみてもわかるとおり、日本と韓国は隣国で、とても距離が近いです。
それなのに、韓国語がまったくわからないのは不思議です。
韓国語を勉強したことがなくても、
少しぐらい理解できてもよさそうな気がします。
例えばヨーロッパの隣国同士、スペイン語やポルトガル語は、
とても似ているそうです。
スペイン語とイタリヤ語も共通する部分多く、
ある程度、会話が可能とのことです。
スペインとイタリアの間にフランスがあるのですが、
それでも少し会話が成り立つわけです。
それなのに、私にとって隣国の韓国語は、はるか遠くの国の言葉です。
交流が少なくなったため、言語の隔たりが大きくなったのか?
中学の日本史の教科書にも載っている
663年(天智2年)8月「白村江」の戦いの後、
日本は朝鮮半島との交流が非常に少なりました。
「白村江」は、現在の韓国の錦江河口付近あたりです。
白村江は「はくそんこう」や「はくすきのえ」と読んだりします。
この戦いで日本は、百済再興のため数万の兵を出し、
唐・新羅連合軍と戦い惨敗するのです。
そして、この戦いの後、国として朝鮮半島との交流は、ほとんどなくなりました。
わずかに貿易を行ったり、通信使を送る程度になりました。
私は、これが原因で日本語と韓国語との間に、
かなりの隔たりができたのではないかと、勝手に思っていますヽ(#`Д´)ノ
日本語は母音が5個、韓国語は母音が多い
韓国語を勉強したことがある人によると、
日本語と韓国語は非常に近い言語のため、覚えやすいそうです。
文法もかなり似ています。
ただし、日本語は母音が5個しかないのに
韓国語は母音が21個(基本母音10個、合成母音11個)もあります。
基本母音と合成母音があるというのも複雑な感じがします。
日本は島国のため、他国の言語の影響を受けることが少なく、
母音が5個で足りたのかもしれません。
韓国(朝鮮半島)は大陸と陸続きのため、
異国の人との会話も多くなり母音も多いのかもしれません。
韓国歴史ドラマを見ていると、確かに発音が細かい感じがします。
日本語のように、はっきりと聞こえないです。
母音の多い英語(母音26個)と同じように、はっきりと聞き取りにくいです。
・・・・という小難しいことは忘れて、
今日も字幕を見ながら韓国歴史ドラマを楽しむことにします~♪
ひとこと
母音を中心とした言語はを持つ国は、
日本、ハワイ、南太平洋のポリネシア語族のような島国にしか
見られません。
母音を中心とした国の人は、
虫の声を、左脳によって言葉に置き換えて聞くことができるそうです。
だから、秋の虫の声を日本人は心地よく感じることができます。
西洋人は虫の声が機械音や雑音のように聞こえるらしいです。
日本人の独特の「わび・さび」も、
このあたりの脳の働きによるものといわれています。
なんか随分、奥の深い話になってきましたが、
時間があったら、いろいろ調べてみます(; ̄д ̄)