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【首都スポ】

関東大学サッカー 来季Jでの飛躍誓う明大3人衆

2016年11月30日 紙面から

明大サッカー部のJリーグ加入内定者合同記者会見後に記念撮影する(左から)大宮に加入する河面旺成、甲府に加入する小出悠太、道渕諒平(北田美和子撮影)

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 明大は29日、東京都千代田区の同大駿河台キャンパスで、体育会サッカー部の来季Jリーグ加入内定選手合同記者会見を開き、J1甲府内定のMF道渕諒平(4年・仙台ユース)とDF小出悠太(同・市船橋)、J1大宮内定のDF河面旺成(同・作陽)が出席。各選手はプロ入り後の目標などを語り、Jリーガーとしての新しいサッカー人生に思いをはせた。

 プロ1年目からのポジション獲得に強い意欲を示す。レギュラーの座をすぐにつかむことを自らの「使命」として課すMF道渕。「即戦力として期待されていると思いますし、レギュラーポジションは“取らなければいけないもの”という意識でいます」と、力強く言い切った。

 明大での同期生、FC東京DF室屋成との対決を心待ちにする。「彼は(リオ五輪で)世界を経験した選手ですし、自分がどれだけできるか試してみたいんです」と、気持ちを高ぶらせる。

 強靱(きょうじん)なフィジカルを生かした力強いドリブルでチャンスを演出するサイドアタッカーだが、このポジションでプレーするようになったのは明大入学後だ。

 「それまではボランチでした。ポジションをサイドに移されたときに、決定的な武器を何か身につけなければいけないと考えて、ドリブルに磨きをかけてきました。4年間で(ドリブルが)うまくなったと思います」

 守備をベースとした戦い方を進める甲府に、道渕のプレースタイルはマッチするだろう。J1仙台の下部組織に所属していた中高6年間にわたってボランチを務めただけに、攻撃の部分のみならず、前線からの守備とハードワークでも貢献できるはずだ。

 これまでの成長を支えてきたのは「反骨心」という。逆境に負けない精神力もプロ向き。今後のサッカー人生においてそびえ立つ壁を着実に乗り越えていくに違いない。 (関孝伸)

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