蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】内海、ミスターから金言2016年11月30日 紙面から
巨人の内海哲也投手(34)が29日、東京都内でプロ野球選手の社会貢献活動を顕彰する「ゴールデンスピリット賞」の表彰式に出席し、選考委員の長嶋茂雄終身名誉監督(80)から有り難い言葉をもらった。 会食で隣席となり「年齢を聞かれて『来年35になります』と答えたら『一番良い時だね。僕も一番良い時だった』と言っていただいた」。ミスターは1971年の35歳シーズン、打率3割2分で首位打者。安打数もリーグトップの155で、5度目のシーズンMVPに選出されている。現役最後に一花咲かせたのが、まさに35歳だった。 内海の今オフのテーマは「年齢にあった体力作り」。練習の仕方を工夫して自身の体を「休ませず、やりすぎず」磨いていく。2シーズンを不本意な成績に終えた左腕にとって復活は命題。年齢による不安は拭い切れないが、ミスターの言葉に「太鼓判を押してもらえた気持ち」と心に残ったようだ。 この日は2009年に設立した「内海哲也ランドセル基金」を評価されての受賞。これまでの8年で1087個のランドセルを児童養護施設の子どもたちにプレゼントした。奪三振と同数を贈る形から、13年以降は登板回と同じ数に。「一人でも多くの子どもを喜ばせたい」。来季も規定投球回(143)以上を目標に掲げた。 (園田佳子) PR情報
|