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【ドラニュース】

大島、3年連続ゴールデングラブ賞

2016年11月30日 紙面から

三井ゴールデングラブ賞を受賞しトロフィーを手に笑顔を見せる大島=東京都内のホテルで(七森祐也撮影)

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 守備の達人の座は譲りません−。「第45回三井ゴールデングラブ賞」の表彰式が29日、東京都内のホテルで開かれた。3年連続5度目の受賞となった中日・大島洋平外野手(31)は、オリックスから阪神にFA移籍する糸井嘉男外野手(35)に対抗心むき出し。「またこの場に呼ばれたいし、負けたくない」とライバル心を燃やした。一方の糸井は、史上初となる野手3球団受賞に意欲を見せた。

 金色に輝くトロフィーは、大島の象徴といっても大げさではない。すっかり常連となったゴールデングラブ賞は、これで3年連続5度目。中日の外野手では最多だ。壇上でマイクを向けられると「誰も抜けないくらい記録も伸ばしたい」と断言。球界トップクラスの守備力を誇るプライドをのぞかせた。

 ただ、再びこの舞台でスポットライトを浴びるには激しい競争を勝ち抜かなければならない。

 来季は阪神に糸井が加わり、例年以上にハイレベルの争いが繰り広げられるのは必至。2年ぶり7度目の受賞となった糸井の存在が、大島にとって強敵になることは間違いない。

 もちろん、一歩も引くつもりはない。「すごい選手ですけど、ここに呼んでもらえるようにしたい。負けないようにやっていくだけです」。今季は外野手が飛球を捕れば記録される「刺殺」はリーグトップの300。守備範囲の広さを見せつけた形となった。「ぜんぶ捕るつもりで守っているんで。センターだし、これからも捕れそうと思った打球はすべて捕るつもりでいきたい」。すでに守備力に関しては完成されたといっていい領域だが、大島の中ではまだ改良の余地があるという。

 

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