明日世界が滅亡しようとも、今日私は林檎の木を植える
これはドイツの宗教改革者、マルティン・ルターの言葉です。
世の中には新旧問わず素敵だなと思う言葉がたくさんありますが
今までで一番ズドンと心に響いた言葉の一つです。
『明日世界が滅亡しようとも、今日私は林檎の木を植える』
Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces,
I would still plant my apple tree.
明日がどうなるとしても、日々の営みを大事にして
林檎=希望をもって今日やるべきことをいつも通り、精一杯やりとげる。
そんな意味だと思います。
世界はいつ終わるか本当に分からないです。
今この次の瞬間に終わることだってありえる話です。
いつも会えると思っていた人と会えなくなることもあります。
世界についても、そして自分自身についてさえも、明日のことは誰にも分かりません。
明日世界が終わるなら、何をしたってムダでしょと昔ならそう思っていました。
いくら頑張ったって世界を、自分を変えることはできないと。
ですが、今はこうありたいと思っています。
最後の瞬間をむかえるその時まで
林檎の木を植えている人でありたいと。
それが僕の理想とする、生きる姿です。
少しでもそんな生き方に近づけることができるよう
日々、小さくとも林檎の木を植えていきたいです。
一歩一歩一生懸命に。