これから書くことは、できれば若い人に読んでもらいたい。もしくは、夢を追いかけている人に読んでもらいたい。
夢を見ることは、いいことだ。その夢を夢のままにしておくのは実にもったいない。そこで、夢を叶えるヒントを俺からアドバイスさせてほしい。失うとしても、これを読む数分の時間だけだ。そのくらいの時間の余裕はあるだろう?騙されたと思って俺に付き合ってくれ。
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夢を叶えるために必要なものは、手段ではなく、ゴールを見据えることである。
人の意志は弱い。どんなに強そうな人でも、逃げたくなるし、諦めたくなる。逃げることは悪いことではない。ただ、やってはいけないのは、苦しいから逃げるということだ。一時しのぎの逃げでは何も解決しない。状況はさらに悪化するだけだ。困難にぶつかった時、立ち止まったり引き返すのではなく、別の道を模索すべきなのだ。
壁にぶつかった時、そのまま体が壊れるまで、ぶつかり続けるのは馬鹿のすることだ。ぶつかり続ければ、いつかはその壁を壊せるかもしれない。ただ、そのやり方は、賢い選択だとは思えない。目の前に壁が出てきたら、壁をよじ登ったり、まわり道をして回避することができるという知恵をつけてもらいたい。夢を叶えるには時間がかかるものだ。その時間をいかに短くするかが、いわゆる夢への近道である。
人生はよくレールに例えられる。なぜだか、世の中では、そのレールから一度外れると人生終ってしまうという迷信がある。おいおい、いつからこの世界はそこまで絶望的になった?失敗したら即死亡か?
一度でもレールを外れたことがある人なら知っていると思うが、レールを外れたとしても、足はしっかり地面を踏みしめている。レールという道しるべはないが、好きなように歩くことはできる。自由すぎることに慣れるまでの不安は眠れないほど深刻だが、それでも、毎日、毎年、何年もレールを外れ歩き続ければ、自分の道ができている。目先にとらわれず、常にゴールを見据えて歩き続けることができるものだけが、夢を叶えることができるのだ。
夢の本質に気付いてるか?叶えるべき夢を見誤っていないか?
夢への道が消えることはない。それでも、夢への道が見えなくなる人が世の中にはいくらでもいる。
肩を壊し、プロ野球選手になりたいという夢を叶えられなかったという人がいたとする。彼の夢は本当にプロ野球選手になることだったのだろうか?彼が欲しかったのは、金や地位、名声、女だったのではないか?職業として野球ができることだけを望んでいたのだろうか?現在、夢を叶えてプロ野球選手になった人たちが、サラリーマン並みの給料で満足するのだろうか?スポーツではなく犯罪の一種になっても続けるのだろうか?
誰だってお金持ちになりたい。ただ、お金持ちになるための過程にこだわる人はそんなにいない。他の道で結果を出せれば満足できるのではないか?
夢の本質は実にシンプルだ。何かになりたい。何かをしたい。それらは、もっと身近なものに置き換えることができる。形にこだわっているから、夢への道が見えなくなるだけで、夢は決して消えることはない。
夢を目指す時、夢というゴールを通過点だと思って走らなければ、いつまでも夢を叶えられない。
夢を叶えられない人の特徴として、夢への距離を間違っている人が多い。結婚したいという人は結婚をゴールと思って婚活する。しかし、結婚をゴールとして活動すると、その後の結婚生活や出産、子育てなどのタイムリミットを見誤る。子育てに興味がないとしても、結婚生活を何年過ごすかを計算しないと、結婚への焦りがないため、いつまでも、もっといい相手がいるはずだと待つことになり、結局結婚できないで終わってしまう。焦ることが結婚の近道とは言わないが、いつか結婚できるはずだと、家に引きこもっていて、結婚できるような世の中ではない。
仕事もそうだ。課長になれればいいやと思って仕事している人と、社長になってやると思っている人では働き方や生き方が全く違う。社長を目指している人は、プライベートの時間で積極的に人脈作りをしている。その手段として、ブログをやっている人もいるぐらいだ。
俺が今こうやって書いているブログも同じで、このはてなブログのトップに掲載されることを目指して、はてなブログの読者にしか受けない記事を書いている人がいる。しかし、実際、はてなブログのトップに掲載されるブロガーは、もっと先を目指している。彼らが目指しているのは、はてなブログのトップではなく、グーグル検索の上位やニュースサイトのへの転載だ。ブロガーではない一般人に評価されるもの生み出すことで、結果としてはてなブログのトップに掲載されているだけなのだ。
人の意志は弱い。目先の欲にとらわれるし、まわりに影響されやすい。それでも、ゴールを見据え、見失わずに走り続けることができる人が夢を叶えることができる。
ここで、俺の師匠の口癖を紹介しておこう。
「出来る出来ないかじゃない。やるかやらないかだ!」
自分を信じられない人は、誰からも信じてもらえない。他人のアドバイスを聞けない人は、他人に耳を貸してもらえない。
あなたは、俺のアドバイスを聞ける人ですか?
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