いまこうして私がのんきにブログを読み書きしている間に、どれほどの人が戦争で命を落としているのだろうか。
まったくなさけない。
シリア、イラク、アフガニスタン。たくさんの地域で人が人を殺している。
様々な火種があるのだろう。複雑で難解で入り組んでいる。
原因はなんだ。そんなことを究明したってなにも解決しない。
紛争地から紛争地へにげる子ども達。
食べるものも、着るものも、風をしのぐ壁さえない。
翻っておのれ自身を見る。
なんだこの体たらくは。もっとほかにやるべきことがあるだろう。せめて仕事をしなさい。
ということで世界紛争について考えている。私は愛が地球を救うと思っている。
いろいろと考えをめぐらせた結果、一筋の光が見えた。
ボノボ、という霊長類である。
ボノボはチンパンジーだ、たぶんそう断言して差し支えない。だってパッと見チンパン。それらよりもちょっと小柄らしい。コチンパン。
アフリカの真ん中、コンゴ共和国の熱くて雨のたくさんふる森に住んでいるミニマリスト。食べるものは主に雑食なのでハッパや昆虫、小さい生き物全般。あとマシュマロ。ウィキペディアに書いてあったから間違いない、しかも焼いて食うらしい。
あと頭がいい。ゲームが出来る。パックマンとかプレイするらしい。これもウィキペディアに書いてあった。私は実際パックマンのルールがいまいちわかっていないので私より頭がいい、ということになる。くやしい。
ここまで、ざっくりボノボのこと。
本題はここからだ。びっくりするぜ、きっと。
ボノボは性交する。
は?なにいってんだコイツ、あたりまえだろ。とか思わないで欲しい。
私自身なにもなんの意味もなくこんなぶっきらぼうにドヤ顔で「ボノボは性交する」なんて言わない。こんな私の発言にもウラがある。私のブログはそういった綿密な計算と愛とロックンロールで出来ている。
ボノボの性交、いわゆるセックスは、子孫を残すため、種の葉脈を広げるためだけに使われない。
どういうことかと言うと、例を出そう。
ここにひとつのプリンがあるとする。
なにかと家族間のいさかいに、プリンが例として用いられる。プリンは紛争の火種です。政府はこれをしっかりと規制すべきである。
で、プリンがある。これを目の前にした2匹の人間はどうするか。
奪い合う。
基本的に資本主義というのは早い者勝ちである。
先に手を出したほうが勝ち。結婚とかだってそうじゃん。
もしこれが寸分の狂いなく同時である場合、これは私のものであるとお互いに主張する。論に論をかませ、主義主張を誇大化させる。ときには罵り、相手を蔑む。
とにかく相手よりも優位に立ち、プリンを奪おうとする。これを最近ではマウンティングというらしい。人間はマウンティング・ゴリラです。
ボノボなら、どうするか。
ここまでで大体察しがつくと思われる。
ボノボは2匹でひとつのプリンを見つけた場合、まずセックスをする。
セックスをし、いったん落ち着いてからこのプリンについて考える。賢者タイムというヤツだ。
これはオスメス関わらない。同性同士の場合でも、臀部を押し付けあったり、おちんちんをこすり合わせてお互いの緊張感を緩和する。
いっぱつヤってから考える。
つまりボノボはピロートークでプリンについて話し合う。
ボノボA「(スパーッ)フーッ…今日はありがとな」
ボノボB「ん、なにが。」
A「いや、ごめん、というべきか。ちょっとあつくなっちゃって。」
B「いいのよ。いまこうしていられる時間があるんだから。アタシ幸せ」
A「Zzz…」
B「なにねてんだよ」
これは失敗例。いやでもBがプリン食えるしいっか。
ってか虚構。すまんな。まぁこんな感じの会話はあるんじゃないか?
でも食料やちょっとしたいざこざの時「じゃあちょっとセックスするか」ってなるのは本当。
ここまで書いてちょっと休憩がてらボノボについて調べてたんだけど、大手キュレーションサイトネイバーまとめにほぼ一緒のタイトルがあった。
人間考えることは一緒ですね。でも私だってここまで書いたんだもの、発表させてくださいよ。え、早い者勝ち?わかった、ちょっとセックスでもしましょうか。
この世界。マテリアルワールドは有限である。
ときには奪い合うこともあるだろう。争うこともあるだろう。
そんなとき相手に言ってみてほしい。
「ボノボ、知ってる?」
知っていれば話は早いし、知らなければこのブログを教えてあげて欲しい。
そこから先はアナタ次第。
ラブ!セックス!!ロックンロール!!!