最近、柿をよく食べるようになりました。
スーパーやコンビニ、八百屋さんにたくさん並んでいるので、
つい買ってしまいます。
バナナと違い、皮を剥くのは面倒くさいですが、
甘くて美味しいですね。
また、バナナのように一年中、食べられる果物ではないので、
なおさら美味しく感じます。
ところで、柿は体によいとは聞いていますが、具体的にどうよいのかは
知りませんでした。
柿の健康効果はいろいろありますが、とくに風邪予防に効果があることに、
私は惹かれました。
これから、どんどん寒くなり、空気も乾燥してきますから、
風邪対策に柿を多めに食べようと思っています。
柿は果物の中でビタミンCがトップクラス!
風邪対策といえばビタミンCの摂取も大事です。
ビタミンCを摂ることが風邪対策になる理由は、はっきりとしていません。
しかし、ビタミンCは粘膜機能を活発にして抵抗力を高める働きがあることが
わかっています。
このビタミンCが柿には、100mg中に70mgも含まれており、
果物の中でもトップクラスに近いといえます。
では、柿の重さはどのくらいなのでしょうか?
大きめの柿で可食部が約200gで、小さめの柿で可食部が約120mgぐらいを
目安に考えればよいでしょう。
ビタミンCの1日に推奨される摂取量は100mgぐらいです。
柿1個で足りてしまいそうですね(゚▽^*)
でも、ビタミンCは2~3時間で対外へ排出されてしまうので、
小さめの柿を1日、何個か食べるようにしたいと思います。
ビタミンCは少しぐらい多めに摂っても、すぐ対外に排出されるので、
余程の量をとらなければ問題ありません。
また、柿はビタミンAも含んでいます。
ビタミンAは皮膚や粘膜を強化する働きがありますので、
ビタミンCと一緒に摂ることで風邪予防になります。
サプリメントのビタミンCもありますが、
食品から摂ったほうが吸収率がよいです。
サプリのビタミンCは食品から摂った天然のビタミンCに比べて
半分程度の吸収率といわれています。
ビタミンCは熱に弱く水に溶けやすいので、
柿のような果物から摂るのが効率的ですね。
柿を食べるときの注意点!
果物なので普通に食べている分には問題はありません。
しかし、柿にはタンニンが含まれています。
タンニンはカルシウムや鉄分、酸などと結合すると、
沈殿しやすくなり、吸収が悪くなります。
腹痛を起こす場合があります。
貧血気味の方の場合、鉄分不足に注意する必要があります。
また、柿はカリウムを含んでいます。
カリウムとタンニンは体を冷やす性質があります。
暖かい飲み物や食べ物と一緒に柿をたべたりして、
体を冷やさないように工夫したほうがいいですね。
ひとこと
バナナのような熱帯の果物は体を冷やすことは知っていましたが、
柿も体を冷やすことは知らなかったです。
記事を書きながら、いろいろ調べて勉強になりました。
でも、今日の夕方、近所のローソン100に行ったら、
柿が売っていませんでした。
もしかして、
純ココアと同じように店頭から消えつつあるのでしょうか?
明日、あちこち探しに行ってきます(*´Д`)