覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで警視庁に逮捕された歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(58)について、28日の逮捕直前に「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で司会の宮根誠司(53)や芸能リポーターの井上公造氏(59)と携帯電話で交わした全通話が29日、番組内で公開された。
通話は28日の番組終了後。ASKA容疑者は「ミヤネ屋」で「逮捕へ」のニュース速報が流れた後、ブログを4回更新していた。番組が終了した同日午後4時ごろ、井上氏がASKA容疑者に電話取材を試み、接触に成功した。
通話は全14分間。内容は以下の通り。
――(井上)もしもし
ASKA容疑者「もしもし、もうびっくりしましたよ」
――今、宮根誠司さんと一緒なので代わっていいですか
「いいですよ」
――(宮根)「あ、どうも宮根ですが」
「はじめまして、どうも」
――番組の最中に『逮捕の方針』と出てわれわれもびっくりしたんですが
「びっくりですよ、僕も。僕寝てたんですよ。電話に出たらテレビ見てということで見たらびっくりしたんですよ」
――金曜日に……
「金曜日にアカウント2回乗っ取られて相手も大体特定できてるんですよ。我慢できないので、サイバー課を紹介してくれって電話した。普通の警察では無理なので。電話を受けて警察が来たなと思ったらその後で前の麻薬の刑事が来て、『尿検査してくれ』って言うので最初拒んだんですけど。『警察署に来てくれ』って言うんですが『それはできない』と。警察署に行った場合、そこで写真を撮られたら記事になるんで、『やるんだったらこの部屋でやってくれ』と。それで部屋で(検査を)やって。僕は自信がありますので。そのまま尿を持っていかれて今に至るんですね」
――今どこにいるんですか
copyright (c) 2016 Sankei Digital All rights reserved.