文学少女シリーズ第5巻です、
実は私は誤って、この第5巻から買ってしまいました。
理由は「大絶賛されていたから」です。
当時は、これがシリーズものであることも、ライトノベルであることも知らず、とにかく面白いという話だから読むしかない、という感覚でした。
私は買ってから本書が第5巻だと知り、古本屋で第1巻から揃えました。
そして文学少女シリーズは、わたしが大好きなシリーズとなりました。
シリーズ中で、一番面白いのが第5巻。
そのためにシリーズを集める価値がある一冊です。
俺のみっともないあらすじなど読まずに買ってほしい、と心から思っています。
≪あらすじ≫
ぼくの幸いは、美羽だった。
あの頃、美羽が隣にいるだけで胸がはずみ、美羽が朗らかな澄んだ声で物語を紡ぐとき、ぼくらを取り巻くあらゆるものが虹色にきらめいた。
「あたし、作家になるんだ。あたしの本をたくさんの人に読んでもらうの。そうしてその人たちが、幸せな気持ちになったらいいなぁ」
あれから三年が過ぎた。
ぼくの聖地は喪われ、美羽は姿を消した。
ぼくは暗い引きこもり生活のあと、平凡な高校生になった。
ぼくを気遣ってくれる友達がいて、ぼくを心配してくれる彼女がいる。
そして美羽に再会した。
美羽は、昔と何も変わっていなかった。
髪は短くなり、飛び降り自殺の影響で、以前のように歩いたり、字を書いたりできないけど、笑顔はあの頃のままだった。
美羽は、ぼくが書いた本を読んでくれているようだった。
何回も何回も、読んでくれているようだった。
美羽は、ぼくが友達や彼女と話しをするのが嫌みたいだった。
「あたしが好き?」と美羽はからかうように問いかけた。
美羽の眼差しは、あの頃よりもひんやりしていて、透明で、心に抜き身の剣を突きつけられているようだった。
「あたしのことを本当に好きなら、琴吹さんとも、一詩とも、もう口をきかないで」
美羽は、ぼくのことを「あたしの犬」だと言った。
その姿を、琴吹さんに見られて、ぼくは消えてなくなりたかった。
でも、ぼくはもう二度と、美羽を失いたくなかった。
美羽に会いにあった日、美羽のお母さんに会った。
美羽はぼくが嫌いで、会いたくないと言っていたと言われた。
そして美羽にも言われた。
「気づかなかった? あたしが大嫌いだってこと。顔と見たくなかったから、あたしはパパのところへ行ったのよ。コノハに話したことは、みんな嘘よ」
美羽は中学時代、ぼくを孤立させるために、ぼくの友達に酷いウソを言っていたんだ。
「コノハが、あたしからなにもかも奪ったのよっっ!
物語が思い浮かばなくなったとき、冷たい水の中に逆さまに突き落とされたみたいだったっ!
そんなはずないって!
なにかの間違いだって!
一生懸命"想像"しようとしたわっ。でも、でも、黒い霧が頭の中に広がってゆくだけで、綺麗なものなんて、ひとつも生まれなかったっっ。どんな言葉も、やってこなかった!
怖くて怖くて、気が変になりそうだったわ。アレをすれば元に戻ると思って、何度もアレをしたけど、ダメだった!
綺麗な物語をつくろうとすると、それは嘘なんだ、本当の世界はそんなもんじゃないんだ、おまえだって嘘をついて、人を騙して笑っているじゃないか、ドブ水みたいな汚い心を隠しているじゃないかって、声が聞こえるのっ!
けど、物語を作るのをやめたら、あたしの世界は醜く汚れて崩れていってしまう。コノハだって、あたしが物語を作れなくなったら、他の女の子を好きになっちゃうわ。あたしを置いて、他の男の子たちと遊びに行っちゃうわ。あたしにはコノハしかいなかったけど、コノハを好きな人はたくさんいたんだものっ!
嫌っ!
嫌よっ!
そんなの許せないっっ!
コノハは、あたしの犬なんだからっ。あたしのそばにいなきゃいけないのっ!」
ぼくが美羽を崇拝していたこと。
美羽のすべてを信じていたこと。
それは、美羽にとって、耐え難い苦痛だったんだ。
そして再び、美羽は飛び降りようとした。
今度は、ぼくも一緒だ。
美羽を独りでは行かせない!
≪感想≫
文学少女シリーズ第5巻にして、初めて美羽が登場しました。
そして、ぼくを憎んでいたと明らかにされました。
私は今まで、ぼくを通した美羽しか知りませんでした。
だから、てっきり美羽は、自分の夢を奪ったぼくを恨んでいるんだとおもっていました。
しかし、それよりも遥か前から、美羽はぼくを憎んでいました。
それが、めちゃくちゃショックでした。
初めて読んだときの衝撃は、今でも忘れられません。
ただ、三回目の私は、読み返しても再びそれを感じることはなく、むしろ「1巻から4巻に登場した多くのことを、上手に使ってるなー、という感動でした。
さて。
ぼくから見た美羽は、鳥のように自由で、だからぼくは美羽に「何になりたい?」と聞かれたときに「木になりたい」と答えていました。
美羽に見つけてもらえるように、枝をいっぱい広げて、緑の葉をまぶしく茂らせた大きな木になりたい、と言っていました。
素敵。。。
しかし美羽が、万引きの常習犯で、ぼくの家の文鳥や、教室の金魚を殺した。
・・・殺したんじゃないだろうか。
そんなことを、ぼくのお母さんは思っていました。だから、ぼくと美羽を離れさせようとした。
それからしばらくして、ぼくと美羽は離ればなれになって、、、美羽は飛び降りました。
そのことについて、ぼくのお母さんはとても後悔していました。
「美羽ちゃんが子どものときに、大人として、美羽ちゃんをきちんと叱ってあげればよかったって。そうやって、正しい方向を教えてあげることができていたら、美羽ちゃんは飛び降りたりしなかったんじゃないかしらって……」
本作に出てる人は、みんな良い人です。
ちなみに美羽ちゃんは、ありがちな最低の家庭環境で育っていました。
事実上、離婚状態だが、世間体のために結婚したまま別居している。
母親は、養育費のために美羽を引き取り、毎日毎日父親と姑の悪口を美羽に聞かせる。
また父親や姑からの電話では、母親の悪口を聞かされ、そのうえ父親の愛人からも嫌がらせの電話がかかってくる。
それにぼくを巻き込まないように。
でも、ぼくを手放さないように。
美羽ちゃんも必死でした。
つーか、オノマトペって、フランス語なのかよ!
たしかに日本語じゃないと思ってたけども!
日本語では、擬音語、擬声語、擬態語とかいうらしいよ!!
知らなかったけど、そりゃそうだよね!!
学校で習った気もするよ!!
竹田さん、という女の子が出てきます。
その子は、少し普通じゃない子です。
そして竹田さんは、目に涙を浮かべながら、こんなことを言いました。
「あたしが本当に……なりたいのは……みんなと同じ、普通の……女の子……なの……。それは本当の、あたしじゃないけど……。嘘の、あたしだけど……。でも……あたしは……みんなが感じていることを……みんなと同じように、フツウに……感じられるようになりたい……。無理かもしれないけど……今は、そんなフリしか、できないけど……恥ずかしくて、死んじゃいたくなるけど……みんなのいるこの場所で……そんな人に、あたしは、なりたいの……っ」
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<気に入った文章集>
実は私は誤って、この第5巻から買ってしまいました。
理由は「大絶賛されていたから」です。
当時は、これがシリーズものであることも、ライトノベルであることも知らず、とにかく面白いという話だから読むしかない、という感覚でした。
私は買ってから本書が第5巻だと知り、古本屋で第1巻から揃えました。
そして文学少女シリーズは、わたしが大好きなシリーズとなりました。
シリーズ中で、一番面白いのが第5巻。
そのためにシリーズを集める価値がある一冊です。
俺のみっともないあらすじなど読まずに買ってほしい、と心から思っています。
“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫) |
≪あらすじ≫
ぼくの幸いは、美羽だった。
あの頃、美羽が隣にいるだけで胸がはずみ、美羽が朗らかな澄んだ声で物語を紡ぐとき、ぼくらを取り巻くあらゆるものが虹色にきらめいた。
「あたし、作家になるんだ。あたしの本をたくさんの人に読んでもらうの。そうしてその人たちが、幸せな気持ちになったらいいなぁ」
あれから三年が過ぎた。
ぼくの聖地は喪われ、美羽は姿を消した。
ぼくは暗い引きこもり生活のあと、平凡な高校生になった。
ぼくを気遣ってくれる友達がいて、ぼくを心配してくれる彼女がいる。
そして美羽に再会した。
美羽は、昔と何も変わっていなかった。
髪は短くなり、飛び降り自殺の影響で、以前のように歩いたり、字を書いたりできないけど、笑顔はあの頃のままだった。
美羽は、ぼくが書いた本を読んでくれているようだった。
何回も何回も、読んでくれているようだった。
美羽は、ぼくが友達や彼女と話しをするのが嫌みたいだった。
「あたしが好き?」と美羽はからかうように問いかけた。
美羽の眼差しは、あの頃よりもひんやりしていて、透明で、心に抜き身の剣を突きつけられているようだった。
「あたしのことを本当に好きなら、琴吹さんとも、一詩とも、もう口をきかないで」
美羽は、ぼくのことを「あたしの犬」だと言った。
その姿を、琴吹さんに見られて、ぼくは消えてなくなりたかった。
でも、ぼくはもう二度と、美羽を失いたくなかった。
美羽に会いにあった日、美羽のお母さんに会った。
美羽はぼくが嫌いで、会いたくないと言っていたと言われた。
そして美羽にも言われた。
「気づかなかった? あたしが大嫌いだってこと。顔と見たくなかったから、あたしはパパのところへ行ったのよ。コノハに話したことは、みんな嘘よ」
美羽は中学時代、ぼくを孤立させるために、ぼくの友達に酷いウソを言っていたんだ。
「コノハが、あたしからなにもかも奪ったのよっっ!
物語が思い浮かばなくなったとき、冷たい水の中に逆さまに突き落とされたみたいだったっ!
そんなはずないって!
なにかの間違いだって!
一生懸命"想像"しようとしたわっ。でも、でも、黒い霧が頭の中に広がってゆくだけで、綺麗なものなんて、ひとつも生まれなかったっっ。どんな言葉も、やってこなかった!
怖くて怖くて、気が変になりそうだったわ。アレをすれば元に戻ると思って、何度もアレをしたけど、ダメだった!
綺麗な物語をつくろうとすると、それは嘘なんだ、本当の世界はそんなもんじゃないんだ、おまえだって嘘をついて、人を騙して笑っているじゃないか、ドブ水みたいな汚い心を隠しているじゃないかって、声が聞こえるのっ!
けど、物語を作るのをやめたら、あたしの世界は醜く汚れて崩れていってしまう。コノハだって、あたしが物語を作れなくなったら、他の女の子を好きになっちゃうわ。あたしを置いて、他の男の子たちと遊びに行っちゃうわ。あたしにはコノハしかいなかったけど、コノハを好きな人はたくさんいたんだものっ!
嫌っ!
嫌よっ!
そんなの許せないっっ!
コノハは、あたしの犬なんだからっ。あたしのそばにいなきゃいけないのっ!」
ぼくが美羽を崇拝していたこと。
美羽のすべてを信じていたこと。
それは、美羽にとって、耐え難い苦痛だったんだ。
そして再び、美羽は飛び降りようとした。
今度は、ぼくも一緒だ。
美羽を独りでは行かせない!
≪感想≫
文学少女シリーズ第5巻にして、初めて美羽が登場しました。
そして、ぼくを憎んでいたと明らかにされました。
私は今まで、ぼくを通した美羽しか知りませんでした。
だから、てっきり美羽は、自分の夢を奪ったぼくを恨んでいるんだとおもっていました。
しかし、それよりも遥か前から、美羽はぼくを憎んでいました。
それが、めちゃくちゃショックでした。
初めて読んだときの衝撃は、今でも忘れられません。
ただ、三回目の私は、読み返しても再びそれを感じることはなく、むしろ「1巻から4巻に登場した多くのことを、上手に使ってるなー、という感動でした。
さて。
ぼくから見た美羽は、鳥のように自由で、だからぼくは美羽に「何になりたい?」と聞かれたときに「木になりたい」と答えていました。
美羽に見つけてもらえるように、枝をいっぱい広げて、緑の葉をまぶしく茂らせた大きな木になりたい、と言っていました。
素敵。。。
しかし美羽が、万引きの常習犯で、ぼくの家の文鳥や、教室の金魚を殺した。
・・・殺したんじゃないだろうか。
そんなことを、ぼくのお母さんは思っていました。だから、ぼくと美羽を離れさせようとした。
それからしばらくして、ぼくと美羽は離ればなれになって、、、美羽は飛び降りました。
そのことについて、ぼくのお母さんはとても後悔していました。
「美羽ちゃんが子どものときに、大人として、美羽ちゃんをきちんと叱ってあげればよかったって。そうやって、正しい方向を教えてあげることができていたら、美羽ちゃんは飛び降りたりしなかったんじゃないかしらって……」
本作に出てる人は、みんな良い人です。
ちなみに美羽ちゃんは、ありがちな最低の家庭環境で育っていました。
事実上、離婚状態だが、世間体のために結婚したまま別居している。
母親は、養育費のために美羽を引き取り、毎日毎日父親と姑の悪口を美羽に聞かせる。
また父親や姑からの電話では、母親の悪口を聞かされ、そのうえ父親の愛人からも嫌がらせの電話がかかってくる。
それにぼくを巻き込まないように。
でも、ぼくを手放さないように。
美羽ちゃんも必死でした。
つーか、オノマトペって、フランス語なのかよ!
たしかに日本語じゃないと思ってたけども!
日本語では、擬音語、擬声語、擬態語とかいうらしいよ!!
知らなかったけど、そりゃそうだよね!!
学校で習った気もするよ!!
竹田さん、という女の子が出てきます。
その子は、少し普通じゃない子です。
そして竹田さんは、目に涙を浮かべながら、こんなことを言いました。
「あたしが本当に……なりたいのは……みんなと同じ、普通の……女の子……なの……。それは本当の、あたしじゃないけど……。嘘の、あたしだけど……。でも……あたしは……みんなが感じていることを……みんなと同じように、フツウに……感じられるようになりたい……。無理かもしれないけど……今は、そんなフリしか、できないけど……恥ずかしくて、死んじゃいたくなるけど……みんなのいるこの場所で……そんな人に、あたしは、なりたいの……っ」
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