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ATM窃盗Gの主犯格らに求刑
全国のコンビニエンスストアなどのATMで多額の現金が不正に引き出された事件で、長崎県内であわせて690万円を盗んだ罪などに問われている5人の被告のうち主犯格の男ら2人の裁判で、検察は「事前に下見を行うなど計画性が高く悪質だ」などとして、懲役4年6か月と、懲役4年をそれぞれ求刑しました。
福岡市博多区の無職山崎健児被告(45)と、福岡市中央区の経営コンサルタント、大神義範被告の(35)2人は、福岡市や長崎市に住むほかの3人とともに、ことし5月、長崎市などにある13店舗のコンビニエンスストアのATMで偽造されたカードを使い、合わせて690万円を不正に引き出したとして窃盗などの罪に問われています。
29日長崎地方裁判所で開かれた裁判で検察は、「犯行前に店舗の下見を行うなど計画性が高いうえ、1時間あまりの短時間に690万円を引き出すなど被害額は多額で悪質だ」などとして、山崎被告に懲役4年6か月、大神被告に懲役4年をそれぞれ求刑しました。
一方弁護側は、「深く反省しているうえ知人の依頼を受けて犯行を行ったのにすぎない」などと述べ、執行猶予のついた判決を求めました。
この事件の被告のうち残る3人については、検察が懲役3年から、懲役3年6か月を求刑しています。
3人に対する判決は12月15日に主犯格の男ら2人の判決は来年1月10日にそれぞれ言い渡されます。
11月29日 19時48分