Raspberry PiとArduinoとMonomeを使ってピタゴラスイッチ的な自作MIDIシーケンサーです。サーボモータは8個。それとおもちゃのグロッケンとレゴブロックで自作したそうです。オープンソース楽器のMonomeはインプットコントローラとして使用。おもちゃのグロッケンはアウトプットしたデータを音楽にするために使っています。
Raspberry PiはPythonで書かれたシーケンス・プログラムを制御し、MonomeはUSBを通じてRaspberry Piに接続されています。もちろんArduino UnoもUSBを通じてRaspberry Piに繋がっています。Arduinoは8個のサーボ・モータとレゴブロックで作った木槌を制御しています。ArduinoはPythonからシリアル通信を受信するようにプログラムされています。 通信は1バイトまたは8ビットであり、各ビットは各サーボの「オン」(ノートを再生)および「オフ」(何もしない)の状態を表しています。
monomeはpythonプログラムによって完全に制御されていて、どのボタンが点灯または消灯する必要があるかをMonomeに伝えるシリアル通信を送信しているそうです。ちなみにArdunoにはPythonのコードをシリアル通信で受け取るPySerialというArduinoライブラリがあります。Raspberry Piから通信を受け取る際は必須のArduinoライブラリです。
興味がある方はRaspberry PiやレゴブロックやMonomeを使って自作シーケンサーの製作に挑んでみてはいかがでしょうか?ちなみにMonomeは米国から購入することも可能ですが、作り方やコードは全て公開されています。気合いと根性がある方は自分で作ってみるのもいいかもしれません。
元記事:Monome + Raspberry Pi + Arduino + Python Step Sequencer