こんなふうに、ポットにだし昆布とかつお節と水を入れて、レンジで加熱するだけで「だし」がとれるそうです。これなら、マグカップに牛乳とお砂糖を入れてレンジでチンして温めるぐらいの感覚で、だしがとれそう…。
前もって、だし昆布を水につけておいたり、大きな鍋にお湯をわかしたりする手間もなく、とっても便利なやり方だと思います。
その「だし」のとり方が紹介されていたのが、晋遊舎さんから出版されている『だしの便利帖』という本です。他にも、「ティーポット合わせだし」や「粉だし」など、手軽に「だし」がとれる方法がたくさん紹介されていて、本当に便利な本だと思いました。
さっそく、その本に載っていた「レンチン合わせだし」というやり方で、「だし」をとってみたので紹介します。
【だしのとり方】
①ポットにだし昆布とかつお節を入れます(ポットは必ず、電子レンジ対応のものだそうです)。
②だし昆布とかつお節がすべて水に浸るように水を注ぎ、ポットに蓋をします。
③水をそそいだらすぐに、レンジで600ワットで5分(500ワットなら6分)加熱します。
④取り出したら、2分そのまま待ちます。
⑤茶こしで、濾して完成。
【使った材料】
・だし昆布(10g)
・かつお節(10g)
・水(500ml)
出来たてを少し飲んでみたら、しっかりと良い「だし」がとれていて美味しかったです。 このまま全部飲んでしまいそうでした。
ここからは、本とは関係なくアレンジですが…
「だしがら」をふりかけにしてみました。クッキングシートを敷いた天板に、よく水気を切ったかつお節とだし昆布を並べます。だし昆布は、キッチンバサミで細かく切ります。250度のオーブンで10〜15分加熱し、袋に入れて、三温糖と塩と煎りごまを加えて混ぜて完成です。
オーブンで焼くと水分がとんで、本当にカリッカリで香ばしい風味たっぷりになります。これに、お好みで加える調味料の量や種類をいろいろとアレンジすると楽しそうです。