今年7月に原発事故に伴う避難指示が一部解除された福島県南相馬市で、来春開校する県立高校の校歌を芥川賞作家の柳美里さんと歌手の長渕剛さんが手掛けることになった。

 2人が作詞・作曲するのは県立小高産業技術高校の校歌。東京電力福島第一原発事故の影響で、仮設校舎に移転している小高商業と小高工業の2校を統合し、来年4月に新設される。

 校歌選定委員会が南相馬市に住む柳さんに作詞を依頼。柳さんが昨年の本の対談で縁ができた長渕さんに作曲を依頼したという。柳さんと長渕さんは10月上旬、曲づくりのため、無人の校舎や避難先の仮設校舎を見て回ったという。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら

こんなニュースも