こちらの記事では、ハマトビムシは噛む、刺す!?害や画像についてご紹介します。
季節も暖かくなると、海岸に遊びに行く機会も増えてきます。
足だけを海につけていたり、波打ち際で遊んだりする場面を、よく見かけます。
そして、夏になると水着になり、泳がずに
波打ち際で座ったり、歩いていたりすると
お尻や足にチクッと何かに刺された記憶はありませんか?
そんなに痛くはないのですが「チクッ」と
なるので、ビックリしてしまいます。
でもこのチクッとするのは、刺されている?
噛まれている?何に?大丈夫?って、
色んな不安材料が気になってしまいますよね。
特に子供をもっているママは、波打ち際で遊ぶ機会が多い
子供が刺されるのではないかと、不安に思ってしまいます。
そんな不安を取除くために、このチクッと
させる正体を突き止めてみたいと思います!
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チクッと刺す噛む正体はヒメハマトビムシ
チクッと刺す正体は、浜辺に多く見られる
ヨコエビ亜目に属する甲殻類で、その種類の
中の「ヒメハマトビムシ」と思われます。
この種類は、何百と種類が多いのですが、
多くの種類は、水生の底生生物なのですが、
中には遊泳したり陸生のものもいます。
体長は、約5mm~1cmほどで、淡い紅色や
暗青色に近い灰色で褐色の紋があります。
ヒメハマトビムシは、浅瀬や陸ではピョンピョンと
跳ねるのが特徴なので、跳ねているのを
見かけたらヒメハマトビムシと思ってください。
チックとしますが噛んでいるいるのか
刺しているのかは、その時の状況で変わりますが
害はないようです。
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ハマトビムシの画像
この画像は、ヒメハマトビムシです。
なんだか、ぱっと見は動物のバクみたいでカワイイですね。
第1触覚は短く、第2触覚にまで達していない長さで、
第3尾肢が極めて小さいです。
このヒメハマトビムシは、ピョンピョン飛ぶのが
特徴なのですが、肢で飛んでいるのではなく
第4~第6腹肢のお腹で砂を蹴って飛びます。
飛ぶ高さは、なんと!自分の大きさの
数十センチ~100倍の高さまでジャンプすることができます。
私達の足元までジャンプできるのも
わかりますよね。
日本での出現期は、5月~10月の
暖かい時期なのでよく見かけるのも当然です。
落ち葉や腐った海草などをエサとしているので、
石の下などに多く見られます。
ヒメハマトビムシは釣りのエサに最適?
海釣りでメバルを釣るのに最適なエサが、
なんと!ヒメハマトビムシらしいです。
なんといってもエサ代は無料だし、
沢山砂浜にいてるので、最適です。
捕まえる時は、100均などで売っている
子供用の虫取り網が良いようです。
ピョンピョン跳んでいるところに
網を振り回すと、上手い具合に取れるようです。
あまり雑誌やネット関係にも掲載されておらず
知っている人も少ないようですが、
釣り好きな人は、一度試してみてください。
ヒメハマトビムシは刺されても、噛まれても
害はないようなのですが、やはりチクッとなるのは
嫌ですよね。
ヒメハマトビムシは、砂浜や浅瀬にいる場合が
多いので、嫌な人は浅瀬よりちょっと深い所で
浮き輪に乗って子供と楽しむのも良いと思います。
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