CHAGE & ASKAのASKAが覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されました。
「百ある甘そうな話なら一度は触れてみたいさ」とうたっていたが、一度触れたんだからもういいだろ?どうしてまたやった!?
この報せは本当にショックです。
私は子供の頃からのチャゲアスファンです。前回の逮捕の際もショックでしたが、これほどのショックはありませんでした。
前はショックではあったものの、どこかで、「頑張れ、またやり直せ。」って応援していたのですが、なんか、今回はそれもない。
別に嫌いになったとか、ファンを辞めるとか、そういう気持ちもないし、今もチャゲアス聞きながらブログ書いてるくらいなのですが…
なんだろうなぁ、ショック過ぎて呆けているというか、力が抜けてしまった感じがします。
覚せい剤を使ったことも、そのために逮捕されたことも、しかもそれが2回目ということも、どれもショックなのですが、それ以上にショックなのが報道や彼自身がしたためたというブログの内容から伝わってくるASKA壊れちゃった感。
もしかしたら、もう、ダメなのかなって…
以下、とあるファンがチャゲアスをBGMにヤケ酒をあおりながら涙を浮かべて勢いで書いた駄文。
覚せい剤や大麻に手を染めたミュージシャンとその後
「ドラッグが神秘的なインスピレーションを与える」そんな風に思っているミュージシャンやアーティストが多いのか、ASKA同様にこれらに手を染めてしまうものが後を絶ちません。
ASKAと同じく人気のミュージシャンの覚せい剤使用というと、私は1998年の槇原敬之の逮捕も衝撃的でした。
「どんなときも」など歌詞を読むとまるでドラッグとは関係のない、どうしてもそういうイメージとは結びつかないので、とても驚いたのを覚えています。
事件当時、CDが店頭から消えるなど一時的に騒動はありましたが、その後は槇原さんも事件を悔い、活躍を続けています。
槇原さんの活躍を見ていると「ドラッグに手を出してしまっても、頑張ればやり直せるんだ。」と気楽に思ってしまいます。だから、前の事件のときも「ASKAもきっと更生し、また活躍してくれる。」と思っていました。
しかし、実際は槇原さんように復活できる例は稀のようです。
例えば大麻取締法違反(1983)、覚醒剤取締法違反(1994)覚醒剤取締法違反(2002)、覚醒剤取締法違反(2010)、麻薬取締法違反容疑(2013)と世間を騒がせた清水健太郎さん。こうして事件を並べてみただけでも、その依存性の高さが理解できますし、一度手を出してしまうとシッカリと更生するのは容易ではないようです。
多くの場合はこのように再びドラッグに手を伸ばしてしまうそうですが、中には強い意志でその誘惑に打ち勝てる人もいます。しかし、そういう場合でも事件によって棄損したイメージを回復しきれず、以前のような活躍を出来るものはごくわずかです。
メディアではすっかり見かけなくなった酒井法子。すでにネタでしかない押尾学。最近の若い子らはドリカムが3人グループだったことも知らないそうです。
私はCHAGE&ASKAのPRIDEに励まされ続けた
ドラッグに手を出してしまうと更生するのは難しい。以前のように復活するとなるとなおさらです。しかし、それでもASKAは復活すると信じていました。
先に書いたように、前に逮捕されたときは「槇原敬之のように更生して復活してくれる。」そう思っていたのです。
チャゲアスっていうとSAY YESのようなラブソングのイメージやが強いですよね。それから大ヒットしたYAH YAH YAH。だけれど、チャゲアスの名曲はシングル販売されたものや、ラブソングばかりじゃないんです。
特にファンの中でも人気なのがPRIDE。私も大好きな1曲です。
数年前、私はどん底にいました。父の会社が倒産し全てを失いました。勤め先もない。信用もない。再起を図って仙台へ行こうとした矢先に震災。すべてがドン詰まり。わずかな明るささえも見えない。こんな状況だから、私が自殺したと思い込んでいる奴までいる始末。
こんなどうしようもない状況の私を励まし続けてくれたのが、CHAGE&ASKAのPRIDEでした。
伝えられない事ばかりが
悲しみの顔で 駆け抜けてく
心の鍵を壊されても
失くせないものがある プライド
誰も知らない 涙の跡
抱きしめそこねた 恋や夢や
思い上がりと 笑われても
譲れないものがある プライド
思うように行かない環境の中でもがき苦しみながらも前に進み、何とか現状までたどり着けたのはこの歌のおかげ。言い過ぎだとは思わない。
ことあるごとに、この歌を思い出し自分を奮い立たせてきました。
何があろうとくさらず、誰に何と言われようと、自分のやってきたことにプライドを持てるように、持ち続けて生きていけるようにしようと思います。
こんな曲書ける人が、簡単に負けたりしない。きっとやり直してくれる。
そう本気で思っていました。
だから本当にショックです。
ドラッグは心の鍵どころか、心そのものをぶっ壊す
ASKAはPRIDEの中で「心の鍵を壊されても 失くせないものがある プライド」と歌っていますが、彼が手を染めたドラッグは心の鍵どころか、心そのものをぶっ壊してしまうようです。
「やり直そう。」そう思うはずの心自体を壊されては更生が難しいのも道理です。
警察発表によれば自ら「盗撮されているから確認してほしい」などと110番し、その際に行われた尿検査の鑑定の結果、覚醒剤の陽性反応が出たとのことです。
本人は「自分は前回逮捕されてからクスリは見ていない。絶対にやっていません」と容疑を改めて否認しているらしいし、今のところ注射器など覚醒剤を使用するための道具も見つかっていないので、断定はできないところですが、覚せい剤を使ったかどうかよりもASKAの発言が気になってしまいます。
「盗撮されている」という発言はASKAのブログでも何度かありました。正直、被害妄想のようにしか思えないものです。これを初めて読んだ時には「薬の影響が抜けていないのか」と心配しましたが、もはやそういうレベルではないのかもしれません。
人として壊れてしまってはいまいか?
犯罪とか法律とかそういう難しい話ではなく、ミュージシャンとしてやっていくには信用を失い過ぎたとかそういう芸能ニュース的な話でもなく、単純に復帰が無理な状態になってはいまいか?
あくまでも警察発表が真実であるという前提で、ASKAのブログ等を読んだ感想ということにはなりますが、ドラッグの恐ろしさをあらためて思い知らされました。
ドラッグの影響として、幻覚や幻聴などの話はよく耳にしますが、その恐ろしさをまざまざと見せつけられた思いです。大脳が破壊されるとか心が壊れるというのは何も言い過ぎではなかったということです。
やったことがないので、想像でしかありませんが、ドラッグによって広がる不思議な視界があるのかもしれません。聴いたこともないような不思議な音色が聴こえるのかもしれません。まったく知らない、新しい世界が拡がっているよう感じられることがあるのかもしれません。
しかし、そういう体験は結局のところ、薬の力によって見せられたのではなく、心が欠損した結果、正常にものが見えなくなってしまったに過ぎないのです。つまり、ドラッグによって見えた景色は「想像力」の範囲を超えるようなものにはならないということでもあります。
ドラッグを使ってみようなんて馬鹿者がこれ以上増えないことを望みたいものです。
それでもCHAGE&ASKAの復活を信じたい
難しいことは分かっている。いや、たぶん無理だ。
だけれど、もう一度信じてみたい。
On Your Mark 僕らがそれでも止めないのは
夢の斜面見上げて行けそうな気がするから
では、また。