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高校生が他人パソコン侵入 昆虫送り付ける

 他人のパソコンをコンピューターウイルスに感染させて個人情報を盗んだなどとして、警視庁サイバー犯罪対策課は29日、長野県松本市の通信制高校生の少年(18)を不正アクセス禁止法違反容疑などで逮捕したと発表した。盗んだ情報を使って購入した昆虫をパソコン所有者らに送りつけるなどしていたという。

     逮捕容疑は昨年11月~今年5月、千葉県の20代男性など8人のパソコンをウイルスに感染させ、氏名や住所、メールアドレスなどの個人情報を盗み取り、勝手にオンラインゲームサイトなどにアクセスしたとしている。容疑を認めているという。

     同課によると、少年は入手した個人情報を使って、生きたコオロギ50匹や乾燥コオロギ600匹を購入して送りつけたり、違法薬物などの情報を扱うサイトに個人情報を投稿したりしていた。

     少年はゲームのデータを改ざんする「チートツール」と呼ばれる不正プログラムだと偽ってウイルスをインターネット上に掲載し、プログラムを利用しようとした人にウイルスをダウンロードさせて感染させていた。

     少年は「ウイルスを使って遊んでみたかった」などと供述しているという。【斎川瞳】

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