二重まぶたは遺伝しない?親が二重なのに一重の子が生まれる確率とは
外国の赤ちゃんのパッチリお目めは可愛いですよね。両親が二重だから、きっと赤ちゃんも二重だと思っていたのに、生まれてみると一重だったという人もいると思います。これは、昔学校で習った遺伝の法則に関係しているのです。
二重の両親から一重の赤ちゃんが生まれる?
両親が二重だと、必ずパッチリおめめの赤ちゃんが生まれてくると思っている人はいませんか?実はそうでもないんです。
両親が二重でも、一重の赤ちゃんは生まれてきますし、親のどちらかが一重であれば、その確率はさらに上がります。両親が一重の場合も、二重の赤ちゃんが生まれてくる確率は0ではありません。これはどうしてなのでしょうか。
二重になるかどうかは遺伝の法則にあった!
一重か二重かで、その人の印象は違ってきますよね。最近の風潮から、プリクラでも目を大きくする機能があるほど、目を大きくしたいという女性は多いです。二重になるかどうかは、遺伝に関係するのは有名な事実ですが、これは生物学で出てくるある法則に深い関係があったのです。
メンデルの法則を覚えていますか?
その法則とは「メンデルの法則」のこと。これは、皆さん学校の理科で習ったことがあると思いますが、覚えていますか?丸としわのエンドウが登場し、丸の豆が「優性」、しわの豆が「劣性」となり、かけ合わせて遺伝子の勉強をしましたよね。
こちらが、二重にも関係があるというのです。このとき、二重は「優性」、一重は「劣性」です。劣性とはいっても、一重が劣っているということではなく、二重よりも遺伝しにくいということです。
優性の遺伝子型(二重)は、「AA」もしくは「Aa」とし、劣性(一重)は「aa」とします。お子さんには両親の遺伝子の一つずつが遺伝しますので、「A」もしくは「a」がお子さんに渡ります。これらを用いて実際に見ていきましょう。
二重の両親から生まれる赤ちゃん
両親が二重だと「AA×AA」もしくは「AA×Aa」、「Aa×Aa」の3パターンとなります。この計算でいくと、生まれてくる赤ちゃんの割合は、1つ目と2つ目のパターンでは二重が100%、3つ目では二重が75%となり、赤ちゃんが一重である確率が25%となります。
どちらかが一重の親から生まれる赤ちゃん
両親のどちらかが一重だとすると、「AA×aa」もしくは「Aa×aa」となりますので、1つ目のパターンでは二重が100%、2つ目だと50%に上がります。
一重の両親から生まれる赤ちゃん
両親がどちらも一重の場合は「aa×aa」となりますので、メンデルの法則でいくと、生まれてくる赤ちゃんは100%一重になります。
瞼が一重になるのはどうして?
遺伝子型で考えると、メンデルの法則が当てはまりますが、実際に現在二重かどうかは、これだけではないようです。では、どうしてまぶたには一重と二重の2種類があるのでしょうか。実は、一重になるのもれっきとした理由があるのです。
まぶたの構造による
基本的に、一重と二重ではまぶたの構造が異なりますので、一重の方が、次の日起きたら急に二重になるということはありません。もし、突然二重になったという場合は、もともと二重だったのが、むくみなど何らかの原因でまぶたに脂肪が付いていたことが考えられます。
二重は、まぶたを開くときに皮膚を引っ張る筋肉の働きによって作られます。一重の人は、この筋肉がまぶたの皮膚につながっていないか、まぶたの皮下脂肪が厚く、皮膚が持ち上げられないかのどちらかです。
地域によっては一重が多いところも
皮下脂肪は、寒さから体を守る働きがあります。まぶたも同様で、寒い地域の人は一般的に一重が多いと言われています。逆に、沖縄など比較的暑い地域の人は、パッチリ二重のイメージがありますよね。
一重に生まれても二重になる可能性はある
赤ちゃんのときに一重であっても、成長過程で二重になる可能性は十分考えられます。両親のどちらかが二重であれば、大きくなってから実は二重だったという、隠れ二重の可能性もあります。
年齢やそのときの体調による
二重は、筋肉が皮膚表面を持ち上げることで起こる現象ですので、内側の皮下脂肪が増えたり、減ったりすることで変化します。年齢を重ねてやせたり、まぶたの皮膚がたるんでくると、二重になることもありますし、逆に夜に水分をたくさん摂ったり、泣いた後に一重になるのはむくみが関係します。
よって、年齢やその日の体調などでも、二重になったり一重になったりするのです。赤ちゃんも、おっぱいを飲んで寝てを繰り返して、皮下脂肪が多いですよね。動き回るようになって、幼稚園などに通う年齢になれば、やせて身長も伸びるので、二重になることも多いと言われています。
赤ちゃんのまぶたは必要以外触らない
一重の赤ちゃんは、よく見るとあなたの周りにも多いと思います。皮下脂肪が多く、一重になることもそれだけ多いということですよね。
「まぶたのむくみを取って二重にしよう」などと銘打ったマッサージがあるようですが、赤ちゃんの皮膚は薄いためおすすめできません。お母さんが気にして二重になるようにと、赤ちゃんのまぶたを必要以上に触ることのないようにしましょう。
それぞれの個性を尊重しましょう
赤ちゃんは、一重でも二重でもみんな愛らしい存在ですので、一重はメイクが難しいとか、女の子は気にするかもなどといって、不必要に心配することはありません。
外見を気にするあまり、皮膚をこすりすぎると危険です。一重も二重も、それぞれのお子さんの個性ですので尊重しつつ、それを生かしていくといいですね。
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