蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【グランパス】J2に降格した名古屋グランパスのMF磯村亮太(25)が28日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで自主トレを行い、自らの去就について揺れる思いを吐露した。来季も名古屋でプレーすることを希望する一方で「必要とされているのか分からない」と複雑な心中を明かした。 残留か移籍か。貴重な生え抜きMFの心は揺れていた。「名古屋でやりたいですけど、チームに必要とされているのかが分からないので…」。磯村は、複雑な胸中を吐き出した。 下部組織のU−15から所属したクラブ。エンブレムをつけてプレーすることに憧れていたというほど思い入れは強い。だがJ2降格が決まって以降のクラブ側の姿勢には「もっとしっかりしてほしい」と強い危機感を抱く。すでに闘莉王ら10選手が退団。契約年数こそ残しているものの、18日の契約更改交渉の場に選手査定を行うフロント首脳は現れず「自分はどう思われているのか」と不信感を募らせた。 今月末には全体練習が終了し、今季で退団する選手との練習は最後となる。「(小川)純さんや(竹内)彬くんは僕が入団したときから仲良くしてもらいましたから、すごく寂しいですよ。関係が切れるわけではないけど、同じユニホームでプレーできないのは残念です」。磯村は、そう視線を落とした。(11月29日) PR情報
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