ニューヨーク=木村健一
2016年11月28日17時42分
トランプ米次期大統領とその家族を警護する費用にニューヨーク市が頭を悩ませている。CNNによると、費用額はなんと1日100万ドル(1億1200万円)以上になるという。来年1月20日の大統領就任後も、妻子はしばらくニューヨークにとどまる予定で、市の悩みは長引きそうだ。
トランプ氏が住むトランプ・タワーは高級品店が並ぶニューヨークの一等地、5番街にある。タワーはバリケードで囲われ、入り口にマシンガンを持った重装備の警官が立つなど、厳戒な警備態勢が敷かれている。
米メディアは、市当局者の話として、トランプ氏や家族の警護に100万ドル超がかかっていると伝えた。トランプ氏はホワイトハウスに引っ越す予定だが、メラニア夫人と息子バロン君は通っている学校の学年が終わる夏ごろまで、ニューヨークに残るという。
同市のデブラシオ市長は「警官の超過勤務など、一部の費用を連邦政府に負担してもらう必要がある」と話している。(ニューヨーク=木村健一)
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朝日新聞国際報道部