ちょっとした上場企業の事業部長ですが、個人的な意見なので参考程度に。
運を抜きにすれば
一流大でも汎用性の高い文系の学部とか出ると、面接が不得意なら一流企業に就職とか難しい。
一流大でも電通とかの大手広告代理店とかテレビ局に就職したくても、コネとかよっぽどの実績ないと無理。
そんなことは、そういうところ就職活動した人達はみんなわかってるのに、大学の就活生は毎年毎年、同じ問題で精神を疲弊させている。
それでいて、プライドもあるし、友達とかがちょいちょい内定でちゃうから、また焦ってドツボ。
もう、そうなるなーって人は銀行とか、国家公務員とか最初から目指した方が良いと思います。
とはいえ、一流大の人のごろごろいるところにいると、やっぱり、なんだかんだ言って、相対的には一流大の人たちって優秀だと思います。
でもそれは相対的にはってだけなので、専門卒でも、高卒でも立派な人はいます。そこを見極めるのが面接なんだと思います。
また、一般企業目指す人も、なんか頑張ってリクルートとかの出す本読んでそれっぽいこと言うトレーニングしてるんだろうけど
正直あまりそういうことをしない方が良いと思います。参考程度に読んでもマネしない方がよいと思います。
本当に思ってないことって、伝わってしまうんですよ。面接って。みんな同じようなこと言うので。
自分のオリジナルだってどこかで勘違いしちゃうんでしょうね。面接やればやるほどそれが見えてくるのです。
それで採用されるんだったら、よっぽど社畜精神を買われているんだと思います。
それに結局、競争は続くわけで、就職後にギャップに苦しんでいくのですよ。といいたい。
そして、就活のやり方がわかってないし、やり方を知るための努力している就活生が少ないように感じる。
全然社会のこと知らないのに、なぜ自分の力だけで就活しようとするのさ。
就活っていろいろなところにポイントがあるのに、たくさん受ければなんとかなるって思ってる就活生はなんなんだろう。(いや、違ったらごめんだけど)
友達と話し合ってやり方さぐるとか、ちょっと無駄だと思う。(コミュニケーションが無駄なわけではないが)
もし何かするなら、社会人のスキルの高い人にいろいろ聞いてまわるべきだと思います。
それが、二流大、三流大ならなおさら苦しむわけで、今回はそういう人に向けて書いてみようと思っています。
かく言う私は三流大を卒業したうえに就職氷河期だったので、非常に苦しい就活を15年ほど前にやったわけです。
もちろん、私はその時はぱっぱらぱーで、何もわかっていない全然ダメ人間でした。
そこで作戦転換したわけですが、まずターゲット企業への転職のゴールの年齢を自分で決めて
自分のやりたい仕事をまず明確に定めてから動き始めるわけです。
その仕事に必要だと思われる同じ業界の仕事をいくつか経ます。それぞれの会社で専門性を培います(同じ業界でも完全に同じ職種ではなく)。
転職しながら、途中で軌道修正しながらステップアップして、業界知識や自分にしかできない能力、働くスタンス自体を身につけていきます。
私はそれで30歳くらいで、上場企業に就職できまして、そこではヒラからのスタートでしたが、そこで今5年くらい年経て、課長、部長、そして今は事業部長になりました。
ちゃんと業界の経験積んで、少しづつ企業ステップアップさせれば誰にでも可能だと思います。
新卒の就活の1回はちょっと特殊な採用形態の会社もあるので大事にした方がいいと思いますが、ダメならすぐに目標をそのままにやり方を変えれば良いと思います。
というようなことで賛否両論あると思いますが、三流大出ても、苦しい新卒就活しなくても
今は昔よりよっぽど就職は開けていると思うので
それで、御社はどの部分が上場してるんですか? まさか、マザーズとかの「話にならない」クラスじゃあないですよね?
コレ見るとホント新卒採用を矢鱈と重視するのがアレだってのがわかるな。