現代・起亜自 来年は新車7車種以上で巻き返し目指す

【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車と傘下の起亜自動車が来年、セダンを中心に最低で7車種の新車を韓国で発売し、業績回復に乗り出す。両社は韓国国内の合計シェアが初めて60%を切ったほか、年間販売目標の達成が困難になっている。

 まず来年1月に、5年ぶりに起亜の「モーニング」の新型を発表する。同車は2008年から15年まで小型車市場で不動の1位を守ってきたが、モデルの老朽化や強力なライバル車の登場で韓国GMの「スパーク」に首位の座を明け渡した。

 来年前半には現代のセダン「グレンジャー」のハイブリッドモデルと起亜初のスポーツセダン「CK」、現代・ジェネシスブランドの「G80」ディーゼルモデルがそれぞれ発売される。

 また、来年後半には現代の高級セダン「ジェネシスG70」と起亜の小型車「プライド」の新モデル発売が予定されている。

 ほかに、現代は来年、小型スポーツタイプ多目的車(SUV)の発売を目標にしている。この小型SUVは完全な新車として開発され、韓国だけでなくSUVの販売が伸びている米国、欧州市場も視野に入れる。

 現代自動車グループの関係者は「来年、新車が発売されればラインナップが増えさまざまな需要に対応できる」と話した。

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