意外とカンタン❤︎ 鉢植えレモン栽培で、カラダに嬉しい暮らし
きょう
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レモンにダイエット効果や美肌効果があることはご存知ですよね?
デトックスやコールドプレス、話題のジュークレンズなどの美容系ジュースには欠かせませんし、香りを活かしてお料理やお菓子作りにも用途がたくさん。また、レモンに含まれるクエン酸は、大掃除にも大活躍!ですが買うと結構お高い…そんなレモンが、鉢植えで、しかも思っているより簡単に栽培できるのをご存知ですか。
今回は小さいお庭でもベランダでも、比較的簡単に栽培、収穫ができる鉢植えレモンの育て方をご紹介します。
日本の気候に合うレモン
なんとなく柑橘類は、暖かい土地で実がなるイメージがありませんか?
ところが南国のイメージしか無いパッションフルーツなども、日本で育てる事ができるのです。その中でもレモンは、寒い地域でも鉢植えにすれば、十分に育ち実をつけてくれます。
おススメの品種
レモンにはいくつかの種類がありますが、その中でも鉢植え栽培にオススメの品種をご紹介します。
1.リスボン
一般的に販売されていて風味も良く、1番身近なのがリスボンという種類なのですが、棘が多く種も多いのが難点。品種改良された、棘の少ない物を選ぶと良いでしょう。
2.ユーレカ
リスボンと同じような風味で、棘も種も少な目です。ユーレカは枝変わりが何種かありますがよく目にするのはアンユーレカという種類です。
3.メイヤー(マイヤー)
オレンジとレモンの自然交雑で生まれたと言われる品種。寒さや暑さに強く育ててやすいので、ガーデニング初心者にも向いています。実付きが良く小さく育てる事が可能です。酸味が弱く、糖度が高い。
果肉が厚く果汁が多いので、サラダに入れたりジャムにも向いています。香り高いので、乾燥させてポプリやリースにしても良いですね。果実の色が濃く、葉の緑とのコントラストがキレイで、ベランダやお庭のセンスアップにもオススメです。
鉢植えで育ててみよう
植つけは3月中旬~4月中がよいでしょう
まず、品種が決まったら、ホームセンターや通販で苗を購入しましょう。すでに1年苗から1〜2年育てた鉢植え苗を購入すれば、購入した年から収穫する事が出来ます。
1.レモンの用土
レモンは乾燥した土を好むので、水はけの良いオリーブの園芸用土を使うと良いでしょう。自分で配合するなら、赤玉土7/腐葉土3の割合で作ります。
2.植木鉢
最低でも直径30㎝以上の物を使いましょう。鉢底には水はけよ良くするために、鉢底石を入れます。
3.肥料
肥料とは3月、6月、10月の3回。
それぞれ適量を与えます。レモン用の配合済みの肥料を、土の上に与えるだけなので簡単です。苗の大きさや鉢の大きさによって与える量も違いますので、調べてから与えましょう。
4.水やり
レモンは乾燥を好むと言われますが、鉢栽培の場合、乾燥し過ぎは好ましくありません。生育旺盛な春夏の晴天時は毎日、冬場は週に1回程度を目安にあたえましょう。
5.摘果(てきか)と摘蕾(てきらい)
葉を茂らせるためには、摘果と摘蕾を行います。
上部や伸ばしたい方向の先端の蕾を摘むと、木を大きく出来ます。7月中旬までの早期に実を摘むと、自然落果により実が無くなるという事も起こり得ますので、自然落果が終わったタイミングで摘果します。量は大きさによって5~10果を摘み取りましょう。
6.収穫
地域によっては差がありますが、だいたい11月くらいから3月まで収穫できます。春までにすべて収穫すると、木への負担が少なくなります。ハサミで葉を1~2枚付けて切り取りましょう。
*育てやすいレモンですが、まれに病気や害虫にさらされる事もあります。風の強い場所に置く事でかかるカイヨウ病、葉が茂り過ぎ風通しが悪くなるとカイガラムシが付きます。外で育てる場合はアゲハチョウの幼虫やアブラ虫にも注意。ハダニが付いた時は殺ダニ剤を。