千葉 房総半島でミツバチの越冬準備

千葉 房総半島でミツバチの越冬準備
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気候が温暖な場所でミツバチに冬を越させようと、千葉県 房総半島の南部で東北や北海道の養蜂業者が、ミツバチの巣箱を持ち込んで越冬の準備を進めています。
気候が温暖な房総半島の南部では、毎年この時期に、東北や北海道の養蜂業者がミツバチの巣箱を持ち込んで冬を越させています。

28日朝、千葉県館山市の養蜂業者のもとに青森県八戸市からミツバチの巣箱200箱余りが運び込まれました。1つの巣箱にはおよそ2万匹のミツバチが入っていて、養蜂業者たちは山の中の日当たりがよく、風の影響を受けにくい場所を選んでひと箱ずつ置いていきました。

ことしは天敵のダニなどの影響でミツバチの数がやや少ないということですが、冬の間に卵を産んで、春にはおよそ2倍の数に増える見通しだということです。ミツバチを運び込んだ養蜂業者の一二三ゆう子さんは「館山はつばきや菜の花など年中花が咲くので蜂にとってとてもよい環境です。蜂がたくさん増えてほしいです」と話していました。

ミツバチの巣箱は4月上旬ごろに青森に戻され、蜂蜜を採る作業が行われるということです。

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