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【ゴルフ】

倉本昌弘、ぶっちぎり優勝

2016年11月28日 紙面から

優勝カップを手にする倉本昌弘=いぶすきGC開聞Cで(櫛谷和夫撮影)

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◇いわさき白露シニア<最終日>

 ▽27日、鹿児島指宿市、いぶすきGC開聞C(6923ヤード、パー72)▽雨、気温18・7度、東0・8メートル▽賞金総額6000万円、優勝1200万円▽72選手▽観衆714人

 前日首位だった倉本昌弘(61)が6バーディー、ボギーなしで、この日のベストスコアとなる66をマーク。通算15アンダーで2位に7打の大差をつけて、今季初優勝したシニアツアー通算7勝目。通算8アンダーの2位にはスティーブン・コンラン(オーストラリア)と中嶋常幸(62)=トミーカンパニー=が入った。今季のシニアツアー全日程を終え、賞金王は今季シニアツアー初参戦で、レギュラーツアーでも賞金シードを確保したプラヤド・マークセン(タイ)に決まった。

 最終18番。10メートルのバーディーパットを沈め、左手に持ったパターを掲げて観衆の声援に応えた倉本は「まずは今年17試合(ツアー全戦)やることができて、私の優勝よりもそれがよかったなぁ」と、ツアーを主管する日本プロゴルフ協会(PGA)会長の顔をのぞかせた。そして「初日と最終日がノーボギーで、3日間を通じて2ボギーだけというのは良かった。今年はずっと調子が悪かったが、すべての鬱憤(うっぷん)を吹き飛ばすようなストローク差で勝てて良かった」と、最後をVで締めくくった選手の顔で笑った。

 午前8時に予定通り第1組がスタートしたが、すぐに強い雨のため2時間の中断。再開後も雨が降り続くコンディションに「こんな状況なら、僕が一番強いと思っている。実力と技術がある人間が上がってきますよね」と話した。 (櫛谷和夫)

 

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