蹴球探訪
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【大リーグ】新労使協定でFAが変わる!? 補償ドラフト権撤廃も2016年11月28日 紙面から 大リーグは、現行の労使協定(CBA)失効を12月1日に控え、FA流出による補償ドラフト権が撤廃される可能性が浮上している。26日の米放送局CBSスポーツ(電子版)が報じた。 現行のCBAでは、前所属球団が大物FAの慰留を望む場合、クオリファイングオファー(QO)と称される1年契約を提示する。FA選手がQOを受諾した場合はそのまま残留となるが、拒否した場合、新所属球団は補償として旧所属球団にドラフト1巡目指名権を譲渡しなければならない。 今回の新CBA交渉で、オーナー陣はドラフト指名権の譲渡義務を撤廃する案(ただし、旧所属球団が補償としてドラフト1巡目指名権を得ることは変わらない)を提示。交換条件として、選手会に国際ドラフトの実現を要請しているという。 問題は、選手会が一貫して国際ドラフト導入に反対していることだ。「国際FA」ならば、全球団と交渉が可能なために高額な契約金を得られる可能性があるが、国際ドラフトが実施されれば、入団交渉の相手は指名球団のみとなり、球団側は投資金額を抑制できる。一方の選手会としては、国際ドラフトは選手が手にする金額減に直結するため、受け入れがたい。 このまま新CBAの締結に至らなければ、ロックアウト(球団施設の封鎖)から21年ぶりのストライキという最悪のシナリオも考えられるが、大方の関係者は「そうなれば、双方ともに金銭的な損失は膨大だと認識している」と楽観的だという。ファンとしては、落としどころが見つかることを願うばかりだ。 PR情報
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