こんにちは! ほそいあやです。
今日は、昭和を感じさせる古き良き洋食屋さんを紹介します。
池袋ロサ会館1F「キッチン チェック」。ロサの創業と同じなので1968年からあるそうです。
48年間変わらぬ佇まいで営業している「ザ・洋食屋」。子どもの頃、たまに父に連れられてこんなところでご飯を食べたっけ。
厨房には3〜4人の料理人が常に手を休めることなくフル稼働。席はカウンターのみで、お客さんはみんな黙々と料理に集中している。メシを食うってこういうことだよな。
メニューはどれいってもハズレなさそうなラインナップ。日替わりランチ750円もあるよ。
ポークソテーにしてみた。マッシュルームの貼り付いた肉、おいしそう……
見た目はこってりしてそうだけど、味は薄味。お肉は柔らかくて適度な肉汁がじゅわりなやつです。洋食屋だけどスープが味噌汁っていうのがいい感じ。
連れは迷うことなくカキフライを注文。もうそんな季節ですね。
で、でかいんですよ、これ。
平均的なカキフライの二倍はある。衣はサクサクで、一見してうまいのがわかる。こんな大粒のカキフライを頬張る幸せはいかほどのものか。
ひー、箸が重い。味は一言でいうと「何もつけなくても食べられるカキフライ」。味が濃いのです。
まずはそのまま、二口目は添えられたタルタルをつけて。二度美味しい。
カキフライにはうるさいという人に是非食べてほしい!
そんなこんなで、2回目の来訪。今日はナポリタンを食べに来ました。やっぱり気になる洋食屋さんのナポ。
料理人さんがフライパンをリズミカルにゆすっています。途中、ブランデーを振ってフランベしてたりして、これがプロの作るナポリタンかと期待に胸が膨らむ。
これが私のために全身でフライパンをゆすって作ってくれたナポリタン。そう思うととてもありがたい食事に思えてくる。
海老っていうのがいいね。ウインナーやハムも定番でいいけど、海老ナポに出会えると違う嬉しさがある。
タバスコ少々&粉チーズたっぷりでいただきます!
うーん、間違いない。
ちょっと柔らかい麺とちょうどいいケチャップの強さ。そこに海老のプリプリが割り込んできて、至福のナポリタンだ。麺少なめっていうの忘れたけど全部食べてしまった……
おすすめにボルシチもあった。ボルシチ、ぜったいうまいでしょ。
ぐっつぐつの状態で置かれます。すぐに食べると火傷する、猫舌にはつらい料理。はやく食べたい!
ごろんとした牛スジ肉がとろける。それだけでなく、みっしりした厚切りのハムも入ってます。野菜も柔らかく煮込まれて、それらから滲み出た出汁が作り出すこれでもかという旨味……
ごちそうさまでした(合掌)
以上、池袋「キッチン チェック」でした。
いやー昔ながらの洋食屋さんってほんとうにいいですね〜。
これからも変わらぬ味で楽しませてほしいです!
紹介したお店
キッチン チェック
住所:東京都豊島区西池袋1-37-12 ロサ会館1F
TEL:03-3985-1926
プロフィール
ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ:http://seiten4go.com/
Twitter:https://twitter.com/hosoi/