「血糖値スパイク」とは!?おさらい
かなり前になりますが、NHKのためしてガッテンで放映され最近もよくニュースになっている「血糖値スパイク」について、以下の記事を書きました。
少し、おさらいすると血糖値スパイクとは、「食後の血糖値が急上昇すること」です。我々のカラダは糖質を含む炭水化物を食べると体内の血糖値を一定に保とうと膵臓からインスリンを保つなど、システムを機能させるのですが、この機能が正常に作動せず、糖が消化され吸収され始める、食後1時間後に血糖値が140mgを超えて180mgなどの高い値に到達してしまう症状を言います。別名:グルコーススパイクとも呼ばれます。
健康診断では発見できず、また自覚症状が乏しい事から日本では気付かずに1400万人程度が羅患している可能性があると言われています。
血糖値スパイクによる、血糖値の急上昇は膵臓の負担になり糖尿病の原因になるだけでなく、心疾患や認知症、そして癌の原因にもなると言われています。これはAGEと呼ばれる「カラダを糖化させる物質=終末糖化産物」が体内に増えることにも起因しています。
「血糖値スパイク」を自宅で簡易チェックする為の血糖値測定器を購入
血糖値測定器は一般患者向けにも販売されていて、病院以外でも測定できるようになりました。以前の投稿ではテルモ社の製品を購入しようとしていましたが、結局ジョンソンエンドジョンソン社の製品「ワンタッチベリオビュー」を購入することにしました。
こちらは3点セットです。内容は以下の通り。
ちなみに、この血糖値測定器の値段は現在5,300円です(Amazon:11/26時点)
①ワンタッチベリオビュー測定器本体
②ワンタッチペン(指に穴を開けて血を出す)
③針(使い捨て)
注意:セットと言いつつ、コレで全部揃わないんです。詳しくは後述します。
綺麗な箱に3点が入っています。
実はあと2つ必要なものがあります。本来は全部で5点セットです。
後で、薬局で追加購入したのですが、以下の2点が測定に必要です。
④測定用のセンサー(下の画像では右の箱)
これが、測定の都度必要になります。お値段は30枚で4,200円(税別)です。これ、なかなかお高いのです。。。
⑤測定器のコントロール溶液(下の画像では左の箱)
こちらは、測定が適切に行われているかを検査する為のものです。僕はまだ使っていないですが、「結果がヘン?」と思った時に使用し検査結果が正確かを確認する必要があるそうです。
この2つ実は通販で手に入れることができません。
※厚生労働省の規制によって、薬局でのみ購入可能です。
※取扱がある薬局はジョンソンエンドジョンソンのコールセンター(以下)で教えてくれます。
ワンタッチ コールセンターTEL:0120-113-903 (24時間365日対応、携帯・PHS可)
これで、すべて揃いました。5点セットです。
思いっきり、③の針の写真を忘れましたが後で登場するのでここでは割愛します。
①ワンタッチベリオビュー測定器本体
②ワンタッチペン(指に穴を開けて血を出す)
③針(使い捨て)
④測定用のセンサー
⑤測定器のコントロール溶液
の5点セットです。ようやく揃いました。値段は全部で約1万円です。
ワンタッチベリオビューで血糖値を測定してみた!血糖値スパイク・・・
まずは採血する指を消毒しました。念のため。
ワンタッチペンのオレンジのボタンを押すと簡単に血が出ます。痛みはなし。この先端に付いている透明なのが針です。これも使い捨てです。
血液を本体にセットしたセンサーに付けます。横から!付けます(これポイント)
出ました。96mgです。食後1時間でこの数値なので血糖値スパイクは無さそうです。よかった。血液を付けてから3秒程で測定結果が出ます。簡単ですね。
※正確な結果を得る為には複数回の測定が必要かつ医師のアドバイスを受けてください。あくまで簡易的な測定です。
ワンタッチベリオビューのレビュー。オススメできる?YES
血糖値測定器は血圧計のように一家に一台あってもいいかもしれません。センサーと針は使い捨てで1回200円以上のコストが掛かるので、1月に1回程度で定期的に測定するのが良いと私は思います。毎日はする必要なし。また、糖質制限をしている人は、血糖値が低すぎないか(低血糖症)をチェックするのにも使えますね!
このジョンソンエンドジョンソンの商品は使いやすく、画面も見やすいです。一度、慣れてしまえば、1回の測定は1分程度で完了します。ほとんど不満はありません。
唯一の不満はやはり「センサーがネットで購入できないこと」です。これは仕方ないですが、なんとかしてほしい。。。
以上!
※注意:以下の3点セットに加えて、「センサー」が必要ですよ!
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