果糖ぶどう糖液糖の特徴と5つの危険性!カロリーゼロは計算上だけ?
果糖ぶどう糖液糖というのをご存知ですか?名前は知らない人も多いですが、実は、誰でも一度は口にしているものだと思います。果糖ぶどう糖液糖は何から作られていて、食べ続けると人体にどんな影響があるかについてまとめました。
果糖ぶどう糖液糖って何か知ってる?
果糖ぶどう糖液糖とは、正式には「高フルクトース・コーンシロップ」といいます。また、異性化糖と呼ばれる場合もあります。
トウモロコシから作られた高果糖の液体のことで、その名前を知らなくても、炭酸飲料や果実飲料、スポーツドリンク、ジャム、パン、ヨーグルト、ケチャップなど、私たちが普段当たり前に口にしている食べ物に含まれています。
この果糖ぶどう糖液糖、アメリカではすでに使用制限の規制などが広がっていますが、日本ではまだまだ沢山使われています。果糖ぶどう糖液糖が何か、どんな危険や影響があるのかについて紹介します。ぜひ一読して、日頃の食生活についてもう一度見直して役立ててください。
果糖ぶどう糖液糖は人工甘味料です
果糖ぶどう糖液糖が何で作られているのか、どんな種類の糖質なのかについてまとめました。よく知ると、とても怖いものなんです。
高フルクトースコーンシロップといいます
果糖ぶどう糖液糖は、正式には高フルクトースコーンシロップという名前です。フルクトースは、果糖の意味でトウモロコシのでんぷんから作られています。それを化学的に分解して、ぶどう糖の液にしたものです。
使われているトウモロコシは、ほとんどがアメリカなどから輸入されていて、しかも、遺伝子組換えのものが使われているのです。
日頃、食品を選ぶ時に裏の表示を見て、遺伝子組換えのものが含まれていないことを確認して購入する人も多くいると思いますが、実は、果糖ぶどう糖液糖のような加工されたものの原料としては、まだまだ遺伝子組換えの食品が多く使われているのです。
果糖ぶどう糖液糖は人工甘味料です
人工甘味料は、砂糖の変わりにとても沢山の食品に使われてる糖質です。血糖値が上がらないので、糖尿病の人にもいいと一般的にいわれていますが、実は人工甘味料を摂取していると、インスリンの分泌が増えることがわかっています。
また、人工甘味料には依存性があり、味覚を狂わせる働きがあります。人工甘味料の甘さが、ドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与えて、依存症や中毒にさせるのです。
また、甘みの強い人工甘味料に慣れてくると、甘みに対する味覚が鈍っていくので、どんどん使う量が増えていきます。果糖ぶどう糖液糖は、人工的に作られた添加物として表示される糖質なのです。
ブドウ糖を異性化したものです
果糖ぶどう糖液糖は、トウモロコシから作られていて、それを化学的に変化させて、より甘い糖に変えた、異性化したもののことです。そもそも果糖とは、果物や蜂蜜に含まれているもので、もともと甘みが強いののですが、冷やすと甘みがさらに増します。
これに対し、ブドウ糖はごはんやパン、麺類、イモ類などに多く含まれるもので、脳や体を動かすためのエネルギー源です。ブドウ糖と果糖は、消化の仕方が全く異なり、果糖はほとんどが肝臓で代謝され血糖を上げることはないですが、肝臓で中性脂肪などに変換されて貯蓄されます。
ブドウ糖は小腸から吸収され、血液中に入り、全身の細胞に運ばれエネルギーとして利用されます。余った分が、中性脂肪となって貯蓄されます。
果糖ぶどう糖液糖の特徴について
それでは、果糖ぶどう糖液糖には、どんな特徴があるのかを見ていきましょう。一見すると、カロリーが低いのに甘さが強い、とても良いもののように見えます。
カロリーが低い糖質です
果糖ブドウ糖液糖は、強い甘みがあるにもかかわらず、カロリーゼロです。これは、体内で分解されて、糖分として吸収されるわけではないので、カロリー計算上はカロリーゼロとなるということです。
言い換えると、人工甘味料は自然界には存在しない、完全な化学合成物質であり、人間の体内では分解することができないものなので、摂取しても体外に排出されるので、カロリーにはならないのです。
しかし、排出されるまでの間、異物として体内をめぐって、肝臓や腎臓に多大なダメージを与え、免疫を低下させる恐れがあります。
ブドウ糖よりも甘味が強いのが特徴です
ブドウ糖果糖液糖と果糖ぶどう糖液糖では、何か違いがあるのでしょうか。JASの規定で、ブドウ糖果糖液糖は糖のうちの割合が50%未満のものをいい、果糖ぶどう糖液糖は果糖含有率が50%以上で、90%未満のものと区分けされています。
ブドウ糖と果糖では、果糖の方が甘さが強くなります。果糖ぶどう糖液糖は、より甘さが強くなるように、化学的にトウモロコシのでんぷんを分解してぶどう糖の液体を作り、さらにそれを酵素またはアルカリと反応させて、ぶどう糖より甘味の強い果糖にしたものです。
果糖ぶどう糖液糖の5つの危険性
果糖ぶどう糖液糖を摂取すると、どのような影響が体にあるのでしょうか。血糖値が上がらない、カロリーが低い、またはゼロと、いいことばかりのように聞こえますが、とても恐ろしい影響があるんです。
原料の遺伝子組換え作物の影響
果糖ぶどう糖液糖には、トウモロコシが使われています。このトウモロコシは、遺伝子組換え作物であることが殆どです。人工的に操作して作られた遺伝子組換え作物を、長期間に渡って摂取し続けた場合に、人間にどのように影響が出るのか、まだはっきりとはわかっていません。
ガンや腫瘍、アレルギー、不妊症に関係するのではないか、などといわれています。果糖ぶどう糖液糖の使われた飲料や食品を摂取するということは、遺伝子組換えされた作物を食べることと同じです。
異性化糖は表示の義務がありません
異性化糖が入っている食品や、飲料の裏の表示を見るとわかりますが、原料が遺伝子組換えかどうかというのはわかりません。これは、日本では成分が分解されている場合、表記する必要はない、と定められているので書かなくてもいいのです。
果異性化糖である糖ぶどう糖液糖などは、トウモロコシを分解して作られているので、遺伝子組み換えかどうかの表示義務はないのです。表示されていないからといって、使用していないわけではないということです。
糖尿病のリスクがぐっと高くなります
果糖ぶどう糖液糖の入った飲料などを飲むと、血糖値が上がることがわかっています。普通の砂糖も血糖値を上げますが、砂糖は体内でブドウ糖と果糖の2つに分かれて吸収されます。
しかし、果糖ぶどう糖液糖の場合は、最初からブドウ糖と果糖に分かれているので、吸収がとても早く、血糖値が一気に上がってしまいます。糖尿病の人はもちろん、糖尿病になっていない人も、果糖ぶどう糖液糖摂り続けると、リスクが格段に上がってしまいます。
代謝機能に異常をきたします
果糖ぶどう糖液糖を摂りすぎると、人間の代謝機能を壊すことがわかっています。これは、果糖の過剰摂取による肥満を増やすというだけではなく、体の重要な臓器の周りに脂肪細胞を増殖させるのです。つまり、内臓脂肪が増えるということです。生活習慣病を引き起こす確率が高くなります。
老化を促進することもわかっています
AGEというものが、人間の老化の進行に深く関わっているといわれています。この、AGE、最終糖化産物は、ヘモグロビンA1Cが変化したものです。果糖は、このAGEをブドウ糖の10倍作るといわれています。
また、AGEは高血糖によって体内でも作られるので、糖尿病の人も老化が普通の人より早いということになります。果糖ぶどう糖液糖を摂っていると、糖尿病になるリスクが高くなるだけではなく、老化物質もブドウ糖よりも、はるかに多く作り出すことになり、老化も促進させてしまうのです。
その他の人工甘味料も危険です!
他にも、人工的に作られた甘味料はあります。どんなものがあって、どのような影響があるのか知っておいてください。
人工的に合成した甘味料のことです
人工甘味料というのは、天然には存在しない、人工的に合成して作った甘味料のことをいいます。合成甘味料とも呼ばれ、食品衛生法によって規定されています。
ショ糖に比べて甘味が強いので、清涼飲料や加工食品などに広く使われています。また、糖分やカロリーが少ないといわれていて、糖尿病や肥満症などの病人食やダイエットなどにも使用されていましたが、多量に摂取すると、有害であることがわかってきました。
人工甘味料の種類は何があるのか
人工甘味料の種類はいろいろあります。よく見かけるのはソルビット、菓子パンや焼き菓子によく使われるラクロース、その他サッカリン、チクロ、ズルチン、アスパルテーム、スクラロースなどがあります。砂糖の代用にされる、合成食品添加物なのです。
食品を選ぶときに、後ろの表示をみて見ると、多くのものにこれらのどれかの人工甘味料が使われているのがわかります。
砂糖よりも危険です!
ダイエットや糖質制限で、砂糖を摂取することを気にしている人もいますが、実は人工甘味料は、砂糖よりもとても危険なものなのです。そして、血糖値も上がりやすいので、糖尿病の人もたくさん摂らないように注意が必要です。
血糖値が上がると、インスリンが分泌されます。そして、血糖値を下げようとするわけですが、インスリンは砂糖だけでなく、人工甘味料にも反応することがわかっています。そして、人工甘味料を摂ると血糖値が急激に上がり、インスリンが大量に分泌されてしまうのです。
また、人工甘味料はカロリーがゼロなので、体内でエネルギーになりません。インスリンがエネルギーに変えようとするための糖分がないので、インスリンの働きが鈍くなってしまいます。
果糖ぶどう糖液糖は危険!甘い話にご用心
果糖ぶどう糖液糖は、人工的に作られた甘味料の一つで、その成分や食材、摂取した場合の悪影響などが注目されています。しかし、日本では、規定の差などによって表示の義務がなかったり、その危険性に気づいていない人もまだ多くいます。
カロリーが低い、少量で甘味を感じるなど、一見すると良いもののように聞こえますが、摂取し続けた場合については、明確な副作用、体に及ぼす影響などがわかっていません。何を選び何を食べるかは個人の自由であり責任ですが、ぜひこれを参考にして、商品を買う前に表示成分を確認してみてくださいね。
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