フィギュアNHK杯2連覇の羽生「成長も課題も多かった」

フィギュアNHK杯2連覇の羽生「成長も課題も多かった」
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フィギュアスケートの羽生結弦選手がNHK杯の男子シングル2連覇から一夜明けた27日、報道陣の取材に応じ、「成長できたところも課題も多く見つかった」と大会を振り返りました。
羽生選手は、今シーズン、4回転ジャンプをショートプログラムで2回、フリーで4回入れる難度の高い演技構成で臨んでいます。

NHK杯では観客を魅了する演技を見せ、ショートプログラムとフリーを合わせた合計で今シーズンの世界最高得点となる301.47をマークして大会2連覇を果たしました。

羽生選手は一夜明けた27日、札幌市の会場で報道陣の取材に応じ、「成長できたところもあり、たくさんの課題も見つけることができた」と大会を振り返りました。そのうえで、「自分の中でこれが限界と決めているわけではないので、今、成長できるところはさせていって、1つ1つ進んでいる実感はある。グランプリファイナルや全日本選手権に向けてパワーをためて試合で出していきたい」と話しました。

羽生選手は、来月、フランスのマルセイユで開かれるグランプリファイナルで、男子シングルで大会初の4連覇を目指します。

また、女子シングルで2位に入り、2年連続のグランプリファイナル進出を決めた宮原知子選手は「今回のNHK杯は苦しい試合だったが、次こそ自分の演技がしっかりできるように気持ちを切り替えたい」と話していました。