2016-11-28

性犯罪を犯してもバレなければ、東大博士を取得できる国ニッポン

加害者がやったもの勝ちのニッポン社会はどうにかできないものだろうか。

2010年頃、ある知人の女性事件に巻き込まれた。

彼女は、アニメーション作家山村浩二氏が主宰していたサークルAnimationsのサイトで、

アメリカアニメーション作家ドンハーツフェルトについて書かれた文章に感銘をうけメールを送った。

何度かメールでやり取りをしているうちに、そんなにこの文章が好きなら「俺の彼女になれ」と執筆者にいわれたそうだ。

またAnimationsの忘年会にくるよう山村氏の奥さんを利用し誘いの電話をさせた。

有名人の奥さんからの誘いに断れるわけもなく、なくなく忘年会にいったそうだ。

そこから加害者被害者である女性への精神支配がはじまっていった。

ある日、ドンハーツフェルトDVDを一緒に見ないかという口実でデートに誘い、ラブホテルにつれこまれた。

加害者は端からDVDなど見る気はなく、同意もなく無理やり性行為におよんだ。

もうあとはされるがまま。コンドームをつけずに行為におよぶ自分勝手無責任な振るまいを発揮。

加害者はただヤリたいだけの性欲の権化へと変わった。

被害者女性男性経験がまったくなく、さら男性嫌いのうえ重度の潔癖症で、恐ろしくて身動きがとれなかった。

起きてることが処理できず、拒否する気力もなくされるがままだった。

さらに数日がたち、今度は加害者旅行に誘われた。

精神支配された状態だったため、断ると何をされるのかが怖く、渋々ついていかざるおえなかった。

そこでは、宿泊ホテルで「全裸になった写真がとりたい」といわれた。

写真撮影は抵抗するも結局、被害者全裸状態にされ、加害者自慰行為を飽きるまで見せつけられた。

いわゆる、軟禁状態変態行為強要されたのである

最初経験トラウマとなり、性交渉は幸い逃れることができた

性交渉ができないとわかると、加害者から被害者と縁をきった。

当時の加害者twitterを見ると、この旅行はいい思い出だったという回想がつぶやかれていた。

また削除されたが、twitterには是枝裕和監督の『空気人形』に理解できないと激怒し、『ラースと、その彼女』を絶賛していた。

どちらもラブドールテーマにした作品である

前者はラブドール意思を持ち言うことをきかなくなった話、後者は動かないラブドール一方的に恋をする話で、

ようするに、加害者自分のいうことをきく、ラブドール(性処理道具)がほしかったのだということがわかる。

当時の加害者業界一部の人しか知らない存在で大きな業績もなく、

世界の屈指のアニメーション作家である山村浩二氏のサークル活動に参加していたことが唯一のアイデンティティーだった。

とあるごとに「山村浩二」の名前を出し、自分を大きくみせていた。

その後もノルシュテインドンハーツフェルト、デヴィッド・オライリー、新進気鋭の若手、人気アニメに便乗など、

世界日本で有名なモノに取り繕い、着実にアニメーション界の寄生虫と化している。

この道に進むために尽力してくれた師匠である赤塚若樹氏を何食わぬ顔で裏切り踏み台にした過去もある。

いつも文句や人の悪口しかわず、かとおもえば、

自分利益があるとわかると悪口をいっていた相手と平気で一緒に仕事していたりする。

飲み会では自分のことや自慢話しかせず、批判するとすぐスネる。

ほかにも、他人意見自分の主張にする、助言は自分の手柄にするなど、

典型的自己愛パーソナリティ障害の持ち主といえるだろう。

ニッポン性犯罪は知人や恋人間でおきることが圧倒的に多いため、表沙汰にしにくい。

傷ついた被害者警察に訴えたとしても、思い出したくないことを根掘り葉掘り訊かれ、さら精神的においつめられる。

メディアで扱われる性犯罪事件は行きずりの集団暴行が主で、

顔見知り同士の事件があまり扱われないのはネタインパクトがなく、本人同士のいざこざの延長と軽く思われているのだろう。

また、性犯罪話題になると被害者にも落ち度があるという心許ない意見がわき出る。

から泣き寝入りすることがベターになっている。

自分犯罪危機的な状況)に巻き込まれとき自分が思っている以上に頭は回らないし身体は動かないことは理解してほしい。

性犯罪親告罪なため、打ちあけられた人たちは話を聞いてあげること以外何もできない。

目の前に加害者がいても何もすることができずジレンマがおこりストレスが溜まる。

この辺は、被害者意思が優先とはいえ、法でなんらかの対応ができないものだろうか。

加害者のいまの立場があるのは2010年被害者告発しなかったかである

その彼女は夢を諦めいまは姿を消している……。

女性人権を踏みにじるようなことを平然と実行する人間が、

変態アニメーションナイト」なるイベントを開催していて虫唾が走る

そんな、犯罪まがいのことをしても法的にバレなければ、東大博士学位を取得できるニッポン

美しい国ですね。

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    むしろ、性犯罪者だから東大に入学できない博士も取得できない、というほうが不健全じゃね? 「性犯罪が表沙汰になりにくい」ということだけが問題で、東大は関係なくね?

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