Iライン、Iゾーンの処理方法

Iライン、Iゾーンの処理方法

 

アンダーヘアのお手入れのなかでも、とくに注意してケアしていただきたいのが、Iライン、Iゾーンのお手入れです。Iラインは、アンダーヘアの他の部分にくらべ、デリケートな粘膜がすぐそばにあるため、トラブルとも隣り合わせ。そこで今回は、Iラインの正しいケア方法を確認していきましょう。

■Iラインはどこに生えている毛のこと?

アンダーヘアには大きく分けて、3つの部位名称で呼ばれています。それがいわゆる「V・I・Oライン」です。

「Vライン」は、別名「ビキニライン」とも呼ばれ、身体の正面から見たときのショーツ付近のラインのことです。

「Oライン」は、お尻の穴の周りを指します。こちらもデリケートな部分なため、Iライン同様、お手入れには注意が必要な場所です。

「Iライン」は、女性器の周りから、足の内側の付け根あたりまでの縦のラインを指します。女性器の左右に、縦にラインを引いた部分というと、わかりやすいかもしれません。この部分はV・I・Oラインの中でも、とくに粘膜部分が多いので、とてもデリケート。お手入れの際には、より細心の注意が必要な部分です。

■Iラインケアのメリット

一番のメリットは、デリケートな部分を清潔に保てることです。下着と密着しているIラインは、毛があると蒸れやすかったり、ニオイが付着しやすかったりしますが、Iラインの脱毛をすれば、生理中の経血が毛に付着してしまうこともなく、ニオイや衛生面での改善が期待できます。

また、大胆な下着をつけられるようになるというのも、Iラインケアのメリットです。Iラインをきれいに処理することができれば、下着から毛がはみ出ることもなく、おしゃれな下着を、自信を持って身に着けることができます。

以前は、一般的ではなかったアンダーヘアのお手入れですが、最近では、処理されているアンダーヘアを好む男性も増えてきています。パートナーに喜んでもらえるというのもメリットのひとつといえるでしょう。

■安心・安全なIラインの処理方法

Iラインの処理で、なによりも気をつけたいのは、粘膜に近い部分の処理です。Iラインの自己処理で最もやってはいけないのが、「抜く」という処理方法です。

アンダーヘアのように太い毛を抜いてしまうと、毛細血管を傷つけ、出血や埋没毛になってしまう危険が高くなります。Iラインの自己処理の基本は、「長さを整える」ことと、「生えている面積を減らす」こと。

肌を傷つけないIゾーンの処理方法を次にまとめました。

  • Iラインを処理するときは、前処理として、長い毛をカットしておきます。
  • 角質層を保護するために、ワセリンや保湿剤を薄く塗ります。
  • 処理をしやすいよう、蒸しタオルなどを使い、毛をあたためて柔らかくしておきます。(お風呂上りに行ってもOKです。ただし浴室で処理しないよう気をつけましょう。)
  • 処理には、電動シェーバーを使って、慎重に処理をしていきます。剃り終えたら、再度ワセリンや保湿剤を塗っておきましょう。
  • 仕上げには、ヒートカッターを使いましょう。毛先を少しつまんで、熱線が通っている、トリマーのコーム部分に毛を通してカットしていきます。ヒートカッターを使えば、毛先を溶かして丸くしてくれるため、毛先をチクチクさせることなくお手入れできますよ。

定番になりつつあるVラインケアと同様に、Iラインのケアもしっかりとおこないたいところ。とはいっても、思い立った勢いのまま、自分で処理しようとすると、傷つけてはいけないところを傷つけかねません。粘膜部分の傷は、場合によっては病院へいかなければならないことも。

そうならないためにもIラインのケアは、焦らず慎重に、時間をかけて丁寧に。そして、正しい方法で処理するよう心がけましょう。また、ケアした後の保湿も忘れないようにしてくださいね。

CATEGORIESカテゴリーから記事を探す