初心者にもやさしい!ユニバーサルデザインの将棋駒「大明駒」
駒の名前や動きを覚えるのがなかなか難しい将棋。「大明駒(たいめいこま)」は各駒がそれぞれの動きを表す図柄になっているので、初心者の人でも簡単に将棋の楽しみに触れることができます。
駒の動きがひと目でわかるので誰でも簡単に将棋を楽しめる
将棋に親しんでみたいとは思ったものの、駒の名前や動きを覚える段階で挫折したという経験を持つ人は多いのではないでしょうか。「大明駒」は、将棋を初めてする人でも安心して楽しんでもらえるようにという目的で考案された将棋駒なんです!
その特徴は、それぞれの駒をひと目見ただけでどんな動きをするのかがわかるような図柄になっている点。たとえば将棋駒の一つである"飛車"。通常の駒であれば漢字が書かれていますが、「大明駒」の場合は、縦と横に太い線が伸び十字のようなデザインです。これは盤の上で縦と横方向に駒を動かすことができるという意味を表しています。自分の駒の動きがわかりやすいいっぽうで、相手側の動きも視覚的に把握することができるため、次の手を読みやすいという利点も。
将棋を始めたばかりの初心者の人はもちろんのこと、経験者が初心者に教える際や漢字の識別ができない海外の人が指す際にも役立ちそうですね。まさにユニバーサルデザインの将棋駒というべき「大明駒」。見慣れた漢字の将棋駒とはちがうデザインなので、盤に並んでいる様子を見ているだけでもデザイン的で面白いですよ。
「大明駒」の名前の由来は?駒はどこでつくられているの?
それにしても「なぜ大明駒という名前なんだろう?」と思った方もいるかもしれません。実はこれ、この駒を考案したアートディレクターの稲葉大明氏の名前にちなんでいるんです。自身の名前を商品名につけるだなんてとってもユニークですよね。
そしてもう一つ気になるのが、「大明駒」に使われている素材。将棋駒といえば山形県天童市が有名ですが、「大明駒」も同じく天童市産の駒を使用しています。
天然の木材を使い、カシュー塗料を一駒一駒、丁寧に手塗り塗装してつくられ、楓を使った「大明駒」が40枚+予備(歩)1枚で税込9,720円、斧折を使った「大明駒」が40枚+予備(歩)1枚で税込16,200円です。
お値段は少々張りますが、デザインとともにその質のよさからも長い間愛用していけそうです。
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